肉食生活は早死に?それとも若返って長生き?

フライドチキンやハンバーガーなどの肉料理は、特に若者の間で人気があります。

肉食生活

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ところが、肉食生活が健康に与える影響については様々な意見があります。

一部の研究では、肉食中心の食生活が早死にのリスクを高める可能性が指摘されています。

例えば、ハーバード大学の研究では、毎日の肉の摂取量が増えると、がんのリスクが上昇することが示されています。

また、肉を多く摂取することは体臭やワキガ臭の悪化、腸内環境の悪化、悪玉コレステロールの増加、免疫力の低下、血流の悪化など、さまざまな健康問題につながるとされています。

 

それに対して、肉には必須アミノ酸が豊富に含まれており、特に高齢者にとっては栄養失調を防ぐためにも重要な食品であるという説もあります。

高齢者は、若い頃に比べて食事量が減少し、腸の吸収力も低下するため、たんぱく質不足に陥りやすくなります。

このたんぱく質不足は、筋肉の減少や免疫力の低下を招き、老化を加速させると考えられています。