心から泣くと想像以上のメリットがある!
大人になると、涙を見せることはなかなか勇気がいる行為です。
しかし、心から泣くことには、想像以上のメリットがあるのです。
なぜかスッキリするのです。
涙には、心と体を浄化するデトックス効果が秘められており、この効果はなんと1週間持続すると言われています。
さらに驚くべきことに、涙を流すことで免疫力もアップするという研究結果もあります。
ところで、あなたはどんな泣き方(涙)がいいですか?
どうせ泣くんだったら、公の感情で心から泣きたいですね~!
公の感情で心から泣けば泣くほど、上の効果は飛躍的に高まります。
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心から泣くとスッキリに!
笑いは人を元気にしますが,心から泣くとスッキリにします。
泣くことは、ただの感情の発露ではなく、私たちの身体にとって重要な機能を果たしているのです。
例えば、ストレスが溜まった時、感動的な映画を観た後、あるいは大きな喜びや悲しみを感じた時に涙を流すと、心が軽くなり、精神的なリセットがかかるような感覚に陥ります。
これは、涙に含まれる特定の成分が、心身の苦痛を和らげ、ストレスを軽減する効果があるからです。
米国の生化学者のウイリアム・フレイ二世博士は次のように語っています。
「涙には、感情の高振りによって出来たたんぱく質を排出し、感情を平静に戻すに働きがある」と・・・。
そして博士は、感情による涙に、ストレス反応によって生まれる副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が含まれていることを見つけたのです。
つまり、涙を流すとストレス解消に繋がるということです。
ストレスが多い現代社会においては、ストレスを解消するためにも、ぜひ心から涙を流したいものです。
実験でも泣くことがストレス軽減に
実際に、科学的研究でも、泣くことがストレス軽減に効果的であることが示されています。
泣くことで副交感神経が優位になり、ストレスホルモンの一つであるコルチゾールのレベルが下がることが確認されています。
これは、心身のバランスを整え、より健康的な状態を保つのに役立ちます。
埼玉医科大学短期大学名誉教授で理学博士の和合治久先生のもとでの実験
ストレスのかかる作業をしてから、唾液に含まれるコルチゾールの値を測ったら、全員数値は上昇しました。ところが、感動的な映画で泣いてもらってから測ったら、コルチゾールの値はほとんど上がりませんでした。一人は大幅ダウンという結果になりました。
有田秀穂先生によると、泣いた後も約1週間もストレス軽減状態が続くということでした。