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なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬ人が多いのか?

 2017/02/05 がん情報 その他健康情報 この記事は約 5 分で読めます。 3,786 Views
死亡率が上昇

週刊現代に「なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬ人が多いのか?」という記事が載っていました。

日本のがん治療はトップクラスで、”がんは治せる時代になった”とまで言われているのですが・・・・。


増え続けているガンの死亡者数

日本人のがん死亡者数

出典:www.ncc.go.jp

ここ30年で日本人のがん死亡者数は2倍に増え、先進国の中で日本だけ、がんの死亡者数が増え続けているのです。

グラフを見る限り女性の胃がんと肝臓がんくらいしか減っていませんね!

 

がんの死亡者数は高齢になるほど増えるので、日本は65歳以上の高齢化率が24.1%で、これがが原因ではないかとも思いますが・・・・。

でも、高齢化率の高いドイツ(21.1%)、イタリア(20.82%)、フランス(17.47%)ではがんの死亡者数は増えていないというのです。

この事実は不可解と言わざるを得ません。

 

この点について、週刊現代は「食事」と「治療法」の2つの点からこの問題点に切り込んでいました。

 

食事ががんの死亡者数第一位の原因?

食事ががんの死亡者数増加の原因

出典:blog.sizen-kankyo.com

アメリカでは食生活の国家的取り組みでがん死亡者数が減少したと言われています。

でも、日本食は世界的にも健康食と評価されるようになり、多くの日本人は肉食中心の欧米人よりずっと健康な食生活を送っているはずですが・・・。

だが、それは大きな誤解なのです。

現代の日本人は、自分たちが思っているほど健康的ではありません。食生活の欧米化が進み、肉の摂取量は50年間で約10倍、脂肪分は約3倍にも増えました。

逆に野菜や果物の消費量は減り、米国を下回っている。日本人は運動も少ないし、いまでは多くの米国人の方が健康的な食生活を送っているとすら言えます。

そもそも欧米人と日本人は体質が異なるので、同じ食事を摂っていても、日本人の方が糖尿病になる確率が高い。糖尿病になると、インスリンというホルモンの血中濃度が高まりますが、これはがん細胞の増殖を促す作用があり、発がんリスクが2割ほど高まることが分かっています(東京大学医学部附属病院放射線准教授の中川恵一医師)

高齢化に加え、生活習慣の要因が重なってがん患者増えたと言えます。

でも、これだけではないのです。

 

驚くほど低い日本人のがん検診率

日本人のがん検診率

出典:www.sbs-smc.or.jp

意外に思えますが、日本人のがん検診率は驚くほど低いのです。

例えば乳がんや子宮頸がん検診の受診率は、日本では30%未満ですが、米国では乳がんが72.5%、子宮頸がんは83.5%%もあります。

 

これは患者自身の意識の低さもあるが、医者側にも原因はあるといいます。


本来は、がんにならないことが一番いいのですが、日本の医師は患者を『治す』ことにしか関心がない。医者は難しい治療をするのが善で、それが本来の医者の姿だと思っているのです。検診をやっている医者は、地位が低く見られる傾向にあります。欧米では検診も医療の1つと考えられ、信頼も高い。その意味で、日本は、予防医学の後進国なのです」(中川医師)

 

日本のがんの治療法が間違い?

命を縮めるがん治療

がんの予防という側面で遅れをとっているだけでなく、日本の治療現場における構造の問題もあるといいます。

日本では、『がんの医者』といえば外科医が主流です。がんと診断されたらまず外科に行く。ですが欧米では、外科医と放射線科医、抗癌剤を専門とする腫瘍内科医の3者が、その患者にとってベストな治療法を話し合うというのが基本です。多くのがんでは、手術と放射線治療の治癒率は同じというデータも出ていますが、日本人には『がんは手術で治すもの』という先入観がある。がんを取り残す可能性があると分かっていても、まず手術が選択されることも多い。日本での放射線治療の割合は約25%ですが、アメリカでは60%程度。日本は圧倒的に少ないのです」(中川医師)

手術をすると、放射線治療より患者の身体への負担は大きいです。

合併症を引き起こして死に至るリスクは圧倒的に高いと推定されます。

 

にもかかわらず、日本の「手術の信仰」が強く根付いているのには、病院の経営の問題もあるのではというのです。

通院で行える放射線治療や抗がん剤治療の診療報酬は高くなく、手術をして、入院をしてもらうほうが経営的には助かると・・・。

 

手術ができることが患者にとってベストな治療法というわけではないのです。

その治療によって命を縮め、がんで死ぬ人が増えているという可能性も否定できないのです。

 

日本も患者の視点に立った医療が提供できれば、がんで死ぬ人を減らすことができるかも知れないのです。

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