子宮体がんは子宮頸がんを上回るが自治体の検診対象ではない!

子宮体がんは、かつては50代や60代の女性に多いとされていましたが、現在では30代や40代の若年層でも増加傾向にあります。

1970年以降、この病気の発症率は右肩上がりで上昇しており、2010年には12,000人が診断され、子宮頸がんの患者数を超える事態となりました。

特に30代では2.3倍、40代では2.5倍という驚異的な増加率を記録しています。

でも、自治体の子宮がん検診対象は子宮頸がんで子宮体がんは対象ではないのです。

当時49歳の中川安奈さんも子宮体がんで急死しました。

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子宮体がんは30代、40代も安心できない

子宮体がんとは

出典:www.jsog.or.jp

子宮体がんは、子宮の内側、特に内膜に発生することから、子宮内膜がんとも呼ばれています。

子宮の入り口にできるがんが子宮頸がんです。

多くの人が閉経後の病気と認識していますが、実際には生殖年齢の女性においてもリスクがあり、油断は禁物です。