老けて見えると死亡率が上昇?逆に見た目年齢が若いと?

最近オランダ人研究グループが、老けて見える死亡率が上昇するという研究成果を発表したそうです。

その成果が1月10日発行の医学雑誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ダーマトロジー」に掲載されたそうです。多くの場合、実際の年齢より若く見える、老けて見えるというのは、かなり主観的な評価になりますが、見た目の年齢が体内の老化を反映する証拠を提供する有望な診断指標になるかも知れないと書いてあります。

 

逆に日本では実際、「見た目年齢が若い綺麗な人は血管年齢が若い!」ということを実験で証明したお医者さんがいるんです。

2つの事例を考えても、これは決して主観的な評価ではなく、新たな指標になり得る事項ではないかと思います。

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見た目年齢は体内老化の反映?

出典:news.yahoo.co.jp

研究者たちの実験は51~87歳までの2769人のヨーロッパ出身の男女を対象に行われたものです。

顔の正面と横顔の写真を集め、これらの写真を27人のパネリストに提示し、見た目の印象からモデルの年齢を推定してもらったそうです。写真のモデルとなった人たちには、実際の年齢と見た目の年齢のずれから算出されたスコアが割り当てられ、このスコアが高いほど、パネリストからより若く見られたということです。

次に研究者たちはこのスコアを写真のモデルとなった人たちの生活スタイルに関わるデータと照合して検討したそうです。

その結果、「年齢より老けて見えることと死亡率の上昇との間には関連性がある」ことが判明したそうです。

5歳以上若く見えた人たちに関しては、慢性肺塞栓症、骨粗しょう症、白内障、加齢性難聴などの疾患に罹患するリスクがより低いという結果が出たそうです。また、全般的な認知機能も良好であったそうです。

 

次は、日本の「見た目年齢が若い綺麗な人は血管年齢が若い!」という実験結果を詳細にみていきます。