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今、栄養失調?夏バテ栄養素コレステロール、アルブミンに要注意|NHKあさイチ

 2017/07/12 テレビ健康情報 この記事は約 6 分で読めます。 2,748 Views
栄養失調

NHKあさイチでも放映されていたのですが、この飽食の時代にシニア世代の栄養失調が社会問題になっています。

その主な原因は、コレステロール、アルブミン不足です。

とくに暑い夏には、肉を食べずにそうめんのようなあっさりしたものぼかり食べがちで、夏バテしやすいです。

 

そこで、太っている人でもなりやすいという新型栄養失調について考えてみました。

新型栄養失調とは、食糧事情ではない老化に基づく栄養失調のことです。

太っている人でもなりやすい新型栄養失調

新型栄養失調

出典:www1.nhk.or.jp

新型栄養失調は老化が原因の栄養失調だから、太っている人でもなりやすいのが特徴です。

新型栄養失調になるとは体がバテてしまい、筋肉や血管が衰え、免疫力も低下していきます。

しかも、65歳以上のおよそ6人に1人がこの新型栄養失調のおそれがあるというから深刻です。

 

桜美林大学 老年学研究科教授 渡辺脩一郎先生は、夏は脂っこい物を避けがちになるので新型栄養失調になりやすいといいます。

なぜなら、高齢者は「肉は体に悪い」という誤った考えを持った方が多く、必要な栄養素ーとくにコレステロール、たんぱく質が摂取できず病気がちになりがちです。

また、ビタミンB1、鉄分も夏に不足しがちな栄養素です。

 

老化を防ぐ栄養素タンパク質

老化を防ぐ栄養素タンパク質

タンパク質は筋肉・血管・臓器・免疫細胞などの材料で、老化で体が衰えるほど重要になる栄養素です。

 

暑いから脂っこい物をを避ける、生活習慣病予防で肉を食べないと、老化で体が衰えていく新型栄養失調になってしまいます。

そして、心臓病、脳卒中、骨折などを引き起こしやすくなります。

免疫力も低下して、肺炎・結核などの感染症にかかりやすくなります。(1日の目安量:肉類70g、魚介類70g)

 

新型栄養失調かとのどうか調べる方法は、ふくらはぎの一番太い所を親指と人差し指で囲って、軽く通るようなら栄養失調の可能性が高いです。

また、血液検査でアルブミン値を調べることでわかります。

アルブミンは血液中のたんぱく質であり、これが4.0g/dLを下回ると栄養失調の可能性があります。

 

免疫力を防ぐ栄養素コレステロール

免疫力を防ぐ栄養素コレステロール

コレステロールはバターやラードなどの油脂に含まれ、60歳を過ぎてから積極的に摂って欲しい栄養素です。

 

コレステロールは、血管を丈夫にしたり、細胞膜の原料になるなど体にとってなくてはならない存在ですが、加齢とともに体から減ってしまうのです。

 

脂分の摂取を控える事で、さらにコレステロール不足が進むと、細胞が弱くなり免疫力が低下します。

免疫力が低下すると、がんができやすくなります。

 

総コレステロールが高い方長生き!

総コレステロールと生存率

出典:50dai-dousuru.sakura.ne.jp

コレステロールというとさんざん悪者扱いされてきていますが、70歳を過ぎるとむしろ総コレステロールが高い方が様々な病気になりにくく、死亡率も低いことが分かっています。

 

総コレステロール正常値は130~220mg/dlですが、高齢者は男性で250mg/dl、女性で280mg/dlまでであれば、あまり心配ないのです。

65歳を過ぎたらタンパク質・脂質は積極的に摂取した方がよいのです。

コレステロール値が低いと早く死ぬって?総コレステロール値250は?

 

ビタミンB1~夏バテを防ぐ栄養素

ビタミンB1

出典:www.wakasanohimitsu.jp

そうめんは夏の食事にはうってつけ。

でも、炭水化物(糖分)だけでは体のエネルギーにはなりません。

炭水化物(糖分)をエネルギー源として利用するためには、ビタミンB1の助けが必要なのです。

 

糖があってもエネルギーに変えられないため、ビタミンB1が不足すると、疲労感がたまって夏バテになるのです。

さらにビタミンB1の不足が進むと、脚のしびれを起こし、脚気を起こします。

 

ビタミンB1を多く含む食材は、卵、鯛、豚肉(ヒレ肉)、うなぎ、玄米などです。

しかし、ビタミンB1は摂取しても、実際に吸収されるのは半分以下で、これも不足しがちな理由です。

 

ビタミンB1の栄養補給技

アリシンを含む食材

出典:ikinoclinic.net

ビタミンB1を摂るには、煮込み料理より炒め物がいいです。

ビタミンB1は熱に弱く水に溶けやすいので、手早く火を通す炒め物がおすすめです。

 

さらに、玉ねぎ・にんにく・ニラなどに含まれる「アリシン」はビタミンB1の吸収を高めるので、一緒に炒め物にすればより効果が期待できます。

 

また、炒め物にビールといきたいところですが、アルコールはビタミンB1を多く消費します。

それで、アルコール依存になり、ビタミンB1が不足すると、激しい物忘れを起こすこともあります。

 

鉄分~認知機能を防ぐ栄養素

認知証

肉を食べなくなったことで血が作られなくなった。

それが認知機能の低下を招いてしまいます。

 

鉄分は、酸素を運ぶ赤血球を作リます。

鉄分不足で貧血を招き、めまいやふらつきを起こしてしまいます。

そして貧血になると、脳に行く酸素が減少し、記憶を司る海馬の働きが弱くなり、認知機能が低下するのです。

 

貧血はヘモゴロビン量を測ることで調べることが出来ます。

正常値は、男性13~17g/dl、女性12~15g/dlで、これを下回ると貧血から物忘れを招いてしまうことがあるとのことです。

 

また、ヘモグロビン量は1年間の変化量も重要で、普通に暮らしていて1年間で1.5g/dl以上減る場合には、大腸がん、胃がんが隠れている可能性があるとのことです。

 

鉄分の上手な摂り方は

鉄分は、牛肉、カツオ、ほうれん草などに多く含まれていますが、吸収率という点では、肉などに含まれているヘム鉄分を摂るとよいです。

・ヘム鉄(卵・カツオ・肉など):吸収率10~20%

・非ヘム鉄(枝豆・ほうれん草):吸収率1~6%

 

<不足しがちな栄養がしっかり摂れるメニュー>

・カツオのサラダ~カツオ+野菜のビタミンCで効果UP!

・豆腐ハンバーグ~豆腐のカルシウムを足して運動機能UP

・枝豆と豚肉の炒め物~ビタミンB1が豊富な旬の野菜を加えて夏バテ予防

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