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あなたの家庭に潜む食中毒の危険!|駆け込みドクター

 2014/07/21 テレビ健康情報 この記事は約 5 分で読めます。 1,349 Views
食中毒

Oー157による焼き肉店集団食中毒で被害者181名、ノロウィルスによる小学校給食集団食中毒では被害者が946名と、この時期、日本全国で食中毒にによる様々な被害が出ています。

 

とくに7.8月は食中毒が多く、7月20日の駆け込みドクターでは、家庭の「日常に潜む食中毒の危険」について取り上げました。


今が危ない!食中毒の感染を防げ

食中毒を防ぐ原則は、次の3つです。
・食中毒菌をつけない。
・食中毒菌を増やさない。
・食中毒菌をやっつける。

 

食中毒に感染すると、菌やウィルスを外へ出そうと嘔吐・下痢・発熱などの症状を起こします。特に免疫力の衰えたお年寄りや発育中の子どもが発症すると死に至ることもある恐ろしい疾患です。

 

この時期気をつけたい食中毒は、次の5つです。
・牛肉・・・Oー157
・鶏肉・・・サルモネラ菌
・魚・・・腸炎ビブリオ
・人から人への感染・・・黄色ブドウ球菌
・カンピロバクター~細菌による食中毒で最も発生件数が多い食中毒菌です。特に生肉を切った後、野菜を切ることで感染します。

 

微菌学の中村明子さんによると、75℃1分以上の加熱でほとんどの食中毒を起こす菌は死滅するとのことです。なるべく火を十分に通して食べましょう。高級な肉は表面を焼けば大丈夫とのことですが、クズ肉や内臓肉を固めて成型した価格の安い食肉は中までしっかり焼く必要があるとのことです。

 

駆け込みドクターで実験!食中毒菌の驚きの感染経路

菌やウィルスはどうやって感染するのか?

 

駆け込みドクターで実験によると、食中毒菌は一瞬にして広がることがわかりました。
「牛肉が食中毒の感染源だとすると、母親が牛肉を使って料理。肉を切って手を洗うがシンク台には菌が飛び散っていた。そして蛇口にも菌、手に菌がついたままタオルで拭いたためタオルにも菌、冷蔵庫を開ければ扉にも菌が付着。ささっと洗った包丁とまな板にはたくさんの菌が残っていて、菌が驚愕するほど増殖。子どもたちの手にも、手洗いや冷蔵庫の開け閉めで菌が感染。調理中の手で受話器を触れば、電話機にも菌が付着。菌が付着した受話器を受けとった父親の手にも感染。そして、家族一緒の食卓で、”菌も一緒に頂きます”という具合に・・・・」

 

実際には口の中に物を入れる時に手を洗っていれば大丈夫とのことですが、ほとんどの人が手洗いをして、してない状態と一緒とのことです。

 

手洗いは、石鹸を付けてから手を拭くまで最低でも30秒は必要とのこと。手洗いのポイントは次の通りです。
①液体石鹸で手のひらをよくこする
②手の甲を伸ばすようにこする
③指の間も十分に洗う
④指先も念入りにこする
⑤爪の間も念入りに洗う
⑥手首を軽く握りながら洗う
⑦使い捨てのペーパータオルで拭く

上のようにしっかりと手洗いをすると、2,000個付着していた雑菌が54個まで減らせたというデータもあるそうです。

 

あなたの台所が危ない!

駆け込みドクターで一般家庭に突撃して、微菌学の中村明子さんにチェックしてもらったところ、次の5つの危険POINTがわかりました。

 

危険POINT①~濡れたまま放置された台ふきん

よく洗った台ふきんでさえ180個もの細菌が存在し、そのフキンを気温25℃・湿度75%で半日放置すると13万個に増殖したという実験データもあるとのことです。

濡れたまま台ふきんを放置するのは、非常に危険です。

 

危険POINT②~濡れたまま放置したスポンジ

濡れたまま放置したスポンジは菌の巣くつです。

対処方法は、水気をとって乾燥することです。そして、週に1回は熱湯で15分程度煮込むと良いです。

 

危険POINT③~蛇口のレバー

菌のほとんどは指先に残っていますので、指先を使わずに手の甲でレバーを上げ下げすれば良いとのことです。

 

危険POINT④~水切りカゴの下に溜まった水

水切りカゴの下に溜まった水は放置しがちで、細菌が繁殖しやすいです。3日間放置した水受け部分の菌を計測したところ、2400万個の細菌を検出したとのことです。

水切りカゴは、こまめに洗う必要があります。

 

危険POINT⑤~食器洗い機のまわし忘れ

食器洗い機は、高温多湿・食器の汚れで細菌が増殖しやすいので、まわし忘れは非常に危険です。食べかすを落としてから使用するなどの注意が必要です。

 

気を付けろ!食中毒4つの盲点

食中毒の4つの盲点は、以下のとおりです。

 

①バーベキューでやってはいけない~生肉を挟んだトングで、焼き上がりの肉を挟んで渡すと付着した菌を食べることになります。生肉用のトングと焼き上がり用トングは分ける必要があります。

②包丁の死角「刃の付け根」~刃の付け根は菌の死角となるので、ブラシを使い付け根を洗う必要があります。

③卵かけご飯が危ない~卵の殻にはサルモネラ菌が付着していることが多いので、卵を入れる器と割り入れる器は分ける必要があります。卵に触れた手も危ないので、しっかりと手洗いをする必要があります。

④肉じゃがで食中毒~肉や根菜類にはウェルシュ菌という細菌が潜んでいます。この細菌は100℃を超えても消滅しせず、約45℃で急増殖します。それで、2日目の肉じゃがは危ないのです。カレーやシチューも同様です。一度に食べきるか、残った場合は、10℃以下で冷蔵・冷凍保存する必要があります。


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