究極の若返りには血管の若返りが何より重要!
Contents
動脈硬化になると・・・
動脈硬化で血管の弾力性が低下すると、血液を流す力が弱くなって、血液が滞留するようになるから、血管が浮き出るのです。
「あの人は、年齢に比して若い」と言われる人がいますが、これはすなわち、年齢の割りに動脈硬化が進んでいないということとほぼ同じなのです。
動脈硬化が進行すると、高血圧、心肥大、心不全などの心疾患につながり、血管が狭くなったり詰まったりすることで、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症などを引き起こします。
そして、血管が破れると、クモ膜下出血など脳出血の危険もあります。
しかもクモ膜下出血の7割が女性で、20歳から発症しているという事実もあるんです。
こうなってしまったら、もう心も体もボロボロです。
だから、血管の若返りこそが、究極の若返り方法なのです。
体が硬い人は動脈硬化が進んでいる
「体が硬い人は動脈硬化が進んでいる」というのは、集英社オンラインという記事に載っていたものです。
それによると、「体の硬さ」と「血管の硬さ」には深い関わりがあることがわかったということです。
実験では、まず60歳以上の中高年層132人を体の硬いグループとやわらかいグループに分け、次にそれぞれのグループの動脈硬化度を測定すると、体が硬いグループのほうが、動脈硬化度が高いという結果になったということです。
つまり、体が硬い人は、「動脈硬化度が進んでいる」という事実がわかったのです。
「年齢」によって、老化現象である動脈硬化は確実に少しずつ進みます。
ただし、動脈硬化を進めるのは年齢だけではありません。偏った食生活や運動不足、喫煙など、血管の負担になる生活をしていると、老化は速まっていき、実年齢よりも10歳も20歳も「血管年齢」が高いということもあるのです。