スーパーエイジャーの共通点~80歳でも記憶力は50代並み!?
年齢を重ねても50代や60代並みの記憶力を保つ「スーパーエイジャー」と呼ばれる80代以上の方々が存在します。
アメリカのノースウェスタン大学が25年間にわたり290人を調査したところ、彼らに共通していたのは「人とのつながりを持ち、社交的に過ごしていること」でした。誰かと会話をする時間は、相手の言葉を理解して自分の考えを伝えるため、想像以上に脳を刺激してくれます。実際に2024年の医学雑誌『ランセット』の報告でも、社会的孤立は認知症の14のリスク要因の一つとして挙げられています。
さらに近年、将来の記憶力や認知機能を保つための身近な習慣として注目されているのがコーヒーです。
2025年に国立がん研究センターが53~66歳の男女1,155人を対象に行った調査では、1日1杯以上コーヒーを飲む人は1杯未満の人と比べて、約20年後に認知機能障害が見られる可能性が46%低いことが報告されました。
また、新潟大学が40~74歳の日本人13,757人を約8年間追跡した研究においても、1日3杯以上飲む人は要介護認知症の発生率が0.53倍だったことがわかっています。
この背景には、カフェインによる脳への刺激や、クロロゲン酸などのポリフェノールが持つ抗酸化・抗炎症作用が関係していると考えられます。
教室やサークルなど新しい学びの場に足を運び、そこで出会った仲間とコーヒーの楽しみを分かち合う時間は、まさに脳にとって理想的な習慣と言えるでしょう。
ただし、カフェインのとりすぎは不眠や胃の不快感を引き起こすことがあるため、午後はカフェインレスを選ぶなどの工夫も大切です。
無理なく続けられる人との交流と適度なコーヒー習慣を取り入れて、いつまでも自分らしく元気な毎日を過ごしていきましょう。


