スーパーエイジャーの共通点~80歳でも記憶力は50代並み!?
うつ病と認知症はつながっている?
最近の研究で、中高年になってから、うつ病や双極性障害(躁うつ病)を発症した方の脳には、認知症の原因とされる“タウたんぱく質”というものが、多くたまっていることがわかってきました。
このタウたんぱく質は、アルツハイマー型認知症などの進行に深く関わる物質です。
そんなタウタンパク質は、どんな人に多いかというと、40歳以降にうつ病や双極性障害を発症した人の約半分に、タウたんぱく質の蓄積が見つかり、健康な人に比べて、4~5倍も多いという結果です。
特に、幻覚や妄想がある重いうつ病の方ほど、タウたんぱく質が多い傾向がありました。
では、タウたんぱく質が脳にたまると、
どうなるのかですが
タウたんぱく質が脳にたまると、神経細胞の働きが悪くなり、
・気分が落ち込む
・物忘れが増える
・判断力が鈍くなる
などの症状が出やすくなります。
つまり、「うつ病の症状と認知症の症状が重なりやすくなる」ということです。
うつ病が認知症のサインになっていることもあり、この研究では、うつ病や双極性障害を発症してから平均7年ほどで、認知機能の低下(物忘れや判断力の低下)が現れるケースが多いこともわかりました。
「最近、気分が落ち込みやすい」
「やる気が出ない」
「物忘れが増えた」
と感じる方は、早めに専門医に相談することをおすすめします。



