肥満で嫌われるのはやもえないが深刻なのは死亡リスクの急上昇!

「内臓脂肪」は特に警戒すべき


内臓脂肪は皮下脂肪よりも炎症を引き起こしやすく、肺の動きを制限することで呼吸を浅くし、肺炎や気管支炎などの悪化リスクを高める。さらに怖いのは、体重が標準値内でも体脂肪率が高い「隠れ肥満」の状態では、外見からはリスクがまったく見えないという点だ。

対策として意識したいのは、血糖値の安定と炎症の抑制という2つの軸だ。種子油に多く含まれるリノール酸は体内の代謝機能に影響するため、摂取量は1日3g以下を目安にし、ココナッツオイルやギーといった質の良い脂質に切り替えることが有効。炭水化物は完全に排除するのではなく、白米・野菜・果物など血糖値を急激に上げにくい食材を選ぶことが重要だ。腸内環境を整える観点からも、食物繊維を豊富に含む食材を積極的に取り入れることで、腸内細菌が短鎖脂肪酸を産生しやすい環境をつくれる。体脂肪は静かに、しかし確実に体を蝕んでいく。今日の小さな選択が、未来の健康を大きく左右する。