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日本人は欧米人に比べてなぜ糖尿病にかかりやすい?

 2013/06/03 お役立ち5 この記事は約 3 分で読めます。 65 Views

日本人は欧米人に比べて糖尿病にかかりやすい体質をもっています。

インスリンの分泌量が欧米人の約二分の一で、ベータ細胞の働きが弱いのです。

というより進化の過程で、インスリンの分泌量を極力押えるように遺伝子暗号がセットされてしまったのです。

進化の過程で、インスリン分泌量をあまり必要としなくなくなったワケ

日本人がインスリンの分泌量をあまり必要としなくなったワケは、7万年前の人類の脱アフリカまで遡ります。

私たちの祖先、モンゴロイドは寒冷な極東の原野をめざしました。

そして寒冷な極東をめざした彼らに待っていたのは飢餓との闘いでした、

いつ食べ物にありつけるかは運次第だったのです。

糖質も脂質も少なく、そのため血糖値が上がることもなく、インスリンの分泌はほんの少しで十分だったのです。

インスリンが多いと、たまにありついた糖質や脂質をすぐエネルギーに変えてしまい貯蔵することができません。

そこで貴重な栄養分はなるべく消費せず、貯蔵するような体質に仕向けられたのです。

  これは「次の飢餓に備える」という意味も持っていましたが、「いざというときの狩のチャンス!」に備えるという意味も持っていました。

例えば巨大なマンモスに出会った場合などは、膨大なエネルギーを必要とし、肝臓などに溜めておいた糖分や脂肪を取り出す必要があったからです。

 

欧米人は?

日本人に対して欧米人は、海岸近くの森林地帯で豊富な獣肉や野生の小麦を得ることができました。

上がった血糖値を下げるために、インスリンをたくさん必要とするように遺伝子情報がセットされたのです。

欧米人は100kg以上の肥満体が多いにも関わらず、その割には糖尿病患者が少ないのは、インスリンの分泌量が多いからです。

 

現代の日本人は?

その後日本では、稲作がはじまりましたが、一般庶民はヒエや粟などの穀類が中心でした。

穀類は肉類に比べて少量のインスリンで消化できます。

そのため、日本人は「少量の食糧を少量のインスリンで消化する」能力を身につけたのです。

 

ところが現代の日本人は、欧米なみに肉や脂肪、さらに加工食品を食べるようになりました。

インスリンの分泌量は昔のように低いままですから、ベータ細胞が悲鳴を上げて機能しなくなるのは当然なのです。

食の変化とともに糖尿病患者が急増しているのは当然のことといえます。

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