肥満の予防には血糖値の急激な上昇を避けることがカギ!
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血糖値降下薬は安心か?
血糖値を下げるには血糖値降下薬があります。
でも、血糖値降下薬は副作用が大きいです。
しかも、合併症の予防や延命には効果ないことがわかっています。
下は、「医者に殺されない47の心得」に載っていたものです。
1990年代に、イギリスで大々的な試験が行なわれています。被験者は2型糖尿病で自覚症状がなく、体重が標準の120%未満で、血糖値が110~270mg/dLまでの3800人。くじ引きで2群に分け、A群は食事療法をメインにして、血糖値が270を超えたときだけ薬物療法を行いました。B群は、降下剤を使って血糖値が常に110未満にとどまるようにしました。そして10年間観察した結果は、「死亡、腎不全、失明に統計的有意差なし」。一方、B群は低血糖による発作がA群の3倍に上りました。
つまり、血糖降下薬は、合併症の予防や延命には何の効果もないのに副作用が大きいという結果が出ているのです。
血糖降下薬で血糖値を下げているのに、「いつもだるい」「イライラしてキレやすい」「足元がふらつく」「認知症が出てきた」などの症状があったら危険です。
薬害を疑ってみる必要があります。