健康診断ではわからない血糖値スパイク(食後高血糖)とは?

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どんな人が血糖値スパイクを起こしやすい?

隠れ糖尿病

出典:TERUMO

「血液検査では血糖値が正常でも、実は高血糖だった!」という人がいま増えています。

普段は正常だが、食後急激に血糖値が上がるのです。

そういう方が40%以上もいるんです。

しかも、通常の検査は空腹時に行うため見つかりづらいから厄介です。

どんな人が血糖値スパイクを起こしやすいかと言うと、次のような人です。

・ご飯やパン、麺類など炭水化物が多い食事が好きな人
・早食いの人
・野菜をあまり食べない人
・運動が少ない人

私自身、お米がよく好きでかなり多めに摂ってるので、これを機に少しずつ量を減らしていきます。とほほ。

【家族に糖尿病の人がいる場合】

50代・60代は、若いころに比べて筋肉が減りやすく、血糖値が上がりやすくなります。

今まで大丈夫だった人も、年齢とともに注意が必要です。

「糖尿病」の目安は尿糖チェックで

1,5AG

出典:medimag.jp

“糖尿病の目安として「1,5-AG」という検査があります。

これは尿糖が出ているかを確認するもので、尿糖が出ると1,5-AGの血中濃度が下がります。

これにより、直近数日間の血糖コントロール状態を把握できます。

血液中の1,5AGが少ないと高血糖になっていることがわかるのです。

1回の食事に左右されにくく、高血糖の目安になります。

 

正常では1,5AGは14 μg/ml以上ありますが、ゲストの田山涼成さんは、14 μg/mlギリギリでした。

食後に高血糖になっている可能性が高いと指摘されました。

 

隠れ高血糖は動脈硬化や合併症を引き起こしやすく、血糖値の乱高下はインスリンの分泌を不規則にし、膵臓にダメージを与えます。

やせ型の人でも脂肪筋が溜まり、食後高血糖の原因となることがあります。

筋肉内に脂肪が溜まると、インスリンの働きが低下し、高血糖を引き起こします。