糖尿病の真の恐ろしさは一連の深刻な合併症にあり!
糖尿病は、症状が目立たないことが多いため、軽視されがちな疾患です。
しかし、この病気の真の恐ろしさは、長期にわたって血糖値が高い状態が続くことで、体に回復不能なダメージを与える可能性がある点にあります。
それが、合併症と呼ばれる一連の深刻な健康問題です。
自覚症状がないからと言って、決して安心できないのです。
Contents
糖尿病の本当の恐さは合併症
合併症は、糖尿病が進行すると現れる可能性があり、網膜症や腎症など、さまざまな臓器に影響を及ぼすことが知られています。
これらの症状は、初期には自覚しにくいものの、放置すると視力の低下や腎機能の衰えなど、生活の質を大きく損なう結果を招くことになります。
しかも、合併症はいろんなところに現われます。
網膜症、白内障、脳梗塞・脳出血、頑迷神経麻痺、心筋梗塞、不整脈、腎症、下痢・便秘、排尿障害、勃起不全、痺れ感・疼痛、皮膚の感染、血管障害による壊疽、感覚鈍麻、皮膚の壊疽など多種多様です。
直接命を脅かすものが多く、日常生活に大きな支障をもたらすでけでなく、死ぬ恐怖をも味わうことになります。
糖尿病の自覚症状
糖尿病の自覚症状は、血液中の糖分が高くなることで水分代謝や神経機能に影響を与えるために起こります。しかし、下の症状は他の原因で起こり得るため、必ずしも糖尿病とは限りません。
・異常なほどのどが渇く br>
・頻尿 br>
・体がだるい、疲れやすい br>
・いくら食べても体重が減る br>
・手足の感覚が低下する、またはチクチク刺すような痛みがある br>
・目がかすむ br>
・感染症にかかりやすくなる br>
・切り傷やその他の皮膚の傷が治りにくい