糖尿病は自覚症状がなくても本当は恐い病気!
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死の四重奏とも呼ばれている糖尿病
糖尿病という病気は、血管障害を起こしやすい病気です。
3大合併症の糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症もそれぞれの血管障害が原因です。
この血管障害が心臓や脳で起こると、心筋梗塞や脳梗塞・脳出血などになり、死に直結します。
また、糖尿病、肥満、高血圧、高脂血症の4つは「死の四重奏」とも呼ばれています。
それはこれらの病気がお互いに結びつきあって、動脈硬化の発症リスクを高めるからです。
人工透析を余儀なくされると
腎臓で尿が作れなくなると、苦しい闘病生活を余儀なくされます。
人工透析になる直前は水がたまってきて息苦しくなったり、毒素がたまって吐いたり、死んだほうがマシだと思うほど辛くなります。
糖尿病の合併症を起こしてから「あの時、生活習慣を見直しておけばよかった」と悔いてももう手遅れなのです。
予防できたのに、やらなかったというのは後悔が残ります。
「あの時にやっておけばよかった」と、なってしまってから悔やむことがないように、自覚を持って不規則な生活や偏った食事を改めることが必要なのです。
本気で糖尿病の原因となっている生活習慣を見直せば、糖尿病は怖い病気ではありません。
でも、「自分だけは人工透析なんかになりっこない」と思ってしまい、本気で生活習慣を改善しなければ、合併症を起こすリスクは確実に高まります。
死ぬ恐怖を味わうことになります。「一生かけて」ジワジワとあなたの体をむしばんでいき、最終的に「死ぬ」ことになるです。
これこそが”糖尿病の死ぬ恐怖”なのです。
ガン以上に恐い病気と言われる所以です。
問題はどの時点で悔いるかですが、実際は、合併症を起こしたあとで悔いる人が、たくさんいます。
現在、人工透析患者は全国に約30万人います。
新たに透析を導入する人が年間3万5000人を超えていますが、そのうち約40%を占めるのが糖尿病を患っている人です。(「人が死ぬときに後悔する34のリスト」より引用)
人工透析を受ける事態になってからでは遅いです。