肩こりはあまり固執せず適切な方法を見つけ出す事が重要!
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痛い所と悪くなっている所は違う
肩こりの解消法を探す際は、単に肩をほぐすだけではなく、生活習慣や姿勢にも目を向けることが重要です。
実際に、肩こりの痛みを感じる部位と実際に問題がある部位が異なることもあり、全体的な体のバランスを見直すことが必要です。
神経は広範囲にわたって枝分かれしており、一箇所の神経が圧迫されると、その影響が全身に及ぶことがあるためです。
富永喜代先生の「こりトレ」は、神経解剖学の点から考案されたものです。
首の骨と骨の間からは神経が出ていますが、神経が根元でつながっていると、頭が痛くても、本当は首が悪くて肩にも響いてしまうという状況が起こるのです。
神経が傷つくとその情報を脳に伝えます。このとき脳はその情報を神経を通じて体に送り返します。神経は枝分かれしているため他の神経の末端にも伝わってしまい、傷ついた所とは違う部分に痛みを感じるのです。
肩こりに効果的なエクササイズ体験
肩こりに効果的なエクササイズも存在します。
升田アナと室井佑月さんが富永ペインクリニックで体験しました。
ペインクリニックとは、痛みを取る治療が専門で”どんな痛みも除去します”とのことでした。
早速2人は、痛みを測る「筋硬度計」で筋硬度を測ったとところ、室井佑月さんが26、升田アナが22と重度の肩こりであることがわかりました。(13前後が正常、20以上の人が肩こり)
そこで、富永先生考案の「こりトレ」に挑戦。
簡単な動きで筋肉の硬度を減らし、肩こりを緩和することができるものです。
2人は、ラバーチューブを肩の後ろで交差したすき掛けにして装着し、腕を水平に上げて左右に振るだけ。これを1分間しただけだったのですが・・・・・。室井佑月さんの筋硬度は26→18へと、升田アナは22→16へと、肩こりが解消したのです。
それも、富永先生が言うには、継続してする必要はなく、困ったときだけたった1分すればいいとのことでした。
スマホやパソコンをいつもしている人にとっては、常に肩こりとの戦いです。
こんなとき、1分簡単肩こり解消法があれば、大助かりです。
こりトレのやり方
ラバーチューブの後ろタスキがけをします。
1、脚を肩幅に開き、手は軽く握り腕を水平に上げて胸の前へ構える。
2、視線はまっすぐ前へ固定する。
3、骨盤を固定したまま、両腕をリズミカルに左右へ振り続ける。
腰痛や肩こり、頭痛、坐骨神経痛など痛みに特化した専門性の高い医療を提供する「富永ペインクリニック」。院長は「こりトレ」など多くの著書も出版する富永喜代先生。クリニック敷地内に鍼灸院、フィットネスジムも備え、地域に根差した三位一体のサービスを提供。コロナ禍になる1年も前からオンライン診療を導入し、全国の患者に受診機会を提供する一方で、地域住民が安心して受診できるよう院内の徹底的な感染症対策に取り組む。さらに高齢者のロコモティブシンドロームなどを意識し、VRフィットネスやeラーニングなど、コロナ禍における新しい取り組みを展開。