故宝田明さんも愛用した炊飯器で作る黒にんにくとは?

故宝田明さんの元気の秘訣は「黒にんにく」でした。
その美味しさは食べて初めてわかります。
黒ニンニクはニンニク臭がなく食べやすくなります。
しかも、その効能はさらにアップするから驚きです。
黒ニンニクは普通の白いニンニクを長期間、熟成させてできたものです。ガンの予防や美容にも最適です。ここでは、宝田明さんが健康になったカンタンな「炊飯器での黒にんにく」の作り方を紹介します。
宝田明さんと言えば、ゴジラ同期生として有名でした。
宝田明さんは87歳で死去されたましたが、59歳で狭心症を発症され、それ以来「黒にんにく」を愛用されてきました。
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黒にんにくパワーとは?
ニンニクの歴史は紀元3000年も前にも遡ります。
古代エジプトでは、ニンニクの持つ疲労回復効果で、あの大きなピラミッドを作ったといいます。
日本では、江戸時代、薩摩藩によって考案され、参勤交代で長い道のりを行き来する際に、にんにくがスタミナ食として用いられたといわれています。
このようににんにくはスタミナ食として、歴史をも作ってきたのです。
でも、にんにくのパワーはスタミナ食だけではありません。
実に驚くべき様々なパワーを持っていることが明らかにされています。
がんの予防・美容にも最適
にんにくは、アメリカ国立がん研究所の調査で、ガンを予防する食品(デザイナーフーズ・ピラミッド)の最上位に選ばれました。
独特のにおいのもとであるイオウ化合物の硫化アリル、ミネラルのセレンの他、にんにくを切ったときにつくられるアホエンもイオウ化合物で、強い抗酸化作用があり、ガンを予防します。
また、にんにくを長期保存したとき内部でつくられアリキシンという成分にも発ガン抑制効果があることが認められています。
黒にんにくは熟成させることで、 ニンニク臭の原因であるイオウ化合物が除去され、 臭みがなく食べやすくなり、毎日食べても口臭が気にならないです。
私はどちらかというとにんにくは苦手でしたが、この黒にんにくはほんのりと甘みが感じられ、まるでドライフルーツのような食感で気にいっています。

出典:大福Foods
黒にんにくの効能については、「S-アリルシステイン(水溶性含硫アミノ酸)」やポリフェノールが、生にんにくの約3倍もあります。
黒にんにくはコレステロール低下や抗酸化作用があり、血液をサラサラにし、酸化体質を防ぐ働きがあります。
だから、美容にも最適です。
また、がんの予防、コレステロール低下、動脈硬化の改善、心臓病の予防などの効果も生にんにくよりも大幅に増強することが明らかになっています。
狭心症を発症した宝田明さんが、黒にんにくを食べることで、風邪も引かない体になったことも頷けます。