リン酸塩入り商品(食品添加物)を摂りすぎると危険!
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リン酸塩の危険性とは
リン酸塩がカルシウムを奪うことは昔からよく知られていました。
リンが不足すると骨や歯が弱くなりますが、逆にリン酸塩を過剰に摂取するとカルシウムの吸収を阻害することがわかっています。
ただでさえ日本人はカルシウム不足と言われていますが、多くの日本人はリン酸塩を摂りすぎているのです。
それは、リン酸塩は、ハムやソーセージ、ベーコンなどの加工肉食品、魚の缶詰、レトルト食品、冷凍食品、パン、お菓子、イナスタントラーメン、チーズ、清涼飲料水、チューハイなどにも含まれているからです。
そして、リン酸塩の過剰摂取の結果、カルシウムの吸収が阻害され、骨をボロボロにする骨粗しょう症の原因となっているのです。
ところがリン酸塩の危険性はそれだけではなかったのです。
米国ボストン在住の内科医・大西睦子氏は、週刊現代で次のように語っています。
・・・また腎機能にダメージを与えることも明らかになっています。腎臓が弱るとリンを体外にうまく排出することができずに、リンの血中濃度が上昇します。その結果、リンとカルシウムが血管に沈着する「血管の石灰化」、いわゆる動脈硬化が進行します。最終的には血管を詰まらせ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす要因となるのです。