鉄分が不足すると体の疲れが取れなくなる!
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ヘモグロビンは正常値でも隠れ貧血の人がいる
ヘモグロビンは正常値でも隠れ貧血の人がいます。
それは第二の鉄不足と言われるフェリチン不足から起きる症状です。
まずはためしてガッテンで放映されたものをご覧下さい。
茨城の山口さんはなぜか気分が落ち込みがちで、うつに悩まされていました。しかしながら、うつ病の薬では改善出来なかったのです。そしてとうとう、介護の仕事も辞めざるを得なくなったのです。東京の岡田さんは夜中に何度も目が覚めてしまう睡眠障害に悩まされていました。
処方された薬も全く効かず2人は苦しみ悩んでいました。
ところがある先生のフェリチン検査の結果、2人とも鉄分の吸収と貯蔵に関与しているフェリチン(鉄タンパク質)の欠乏があるということがわかったのです。
つまり、2人ともヘモグロビンは正常値だったのに、鉄分不足という隠れ貧血だったのです。
それで、2人とも他の薬をいくら服用しても、うつや睡眠障害の症状が全く改善しなかったのです。
隕石から作られた薬、鉄分補給で2人の不調は劇的に改善したのです。
隠れ貧血の正体
フェリチンとは、内部に鉄分を貯蔵できる蛋白で、肝臓・脾臓・心臓など各臓器に存在してます。
主に肝臓に蓄えられている貯蔵鉄のことです。
血液中の鉄分が不足するとフェリチンから鉄を供給します。
それでフェリチンの貯蔵量が少いと、ヘモグロビンは正常値なのに、鉄分不足という現象が起こるのです。
この症状が隠れ貧血の正体です。
頭痛、吐き気、動悸、月経異常、肌荒れ、不眠、 最悪は、うつの症状まで現れてきます。
第一の鉄をヘモグロビンとすると、第二の鉄がフェリチンなのです。
原因が検査に現れない鉄分不足なので、他の薬を処方されても、改善されません。
フェリチンの仕事は、細胞増殖です。
食事から鉄分を取ると、体の中でフェリチンに蓄えられます。
足りなくなると細胞に鉄分を与えます。
細胞が増殖して肌を治してくれたります。
骨髄では免疫細胞に、神経伝達物質にも鉄分を与えて、免疫細胞や神経伝達物質を正常に保ちます。
簡易的なフェリチン不足の見分け方
あっかんベーで、上の写真のように目の裏(まぶたの裏)が赤ければ正常です。
白ければフェリチン不足の疑いがあります。
白くなくても、疲れやすい、根気が続かない、うつ病が治らない人は一度フェリチンの検査をしてみてください。