頑固な便秘の秘策~私の場合は大腸の乾燥が大きな原因!
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便秘に効く「うつぶせ寝とゴロゴロ体操」
「みんなの家庭の医学」のテレビ番組で、瓜田純久先生が驚きの便秘解消方法を公開しました。
瓜田純久先生
1985年、東邦大学医学部卒業。関東労災病院消化器科を経て、地元青森県で瓜田医院を開業。東邦大学医療センター大森病院総合診療・救急医学講座教授、院長補佐、副院長などを経て2018年より現職。専攻は内科学、総合診療医学、機能性消化器疾患、内視鏡医学、超音波医学、栄養代謝など。
それは次の2点です。
1.食事と食事の間に8時間以上の空腹時間を作る。
2.うつ伏せ寝とゴロゴロ体操を1日10分以上する。
この方法で前述の便秘歴50年の水上さんが実践したところ、1日で便通がありました。
そして、3日目には快便がでて、1週間連続、排便があったのです。
8時間以上の空腹時間が必要
瓜田先生によると、便通をよくするには、食事と食事の間で8時間以上の空腹時間が必要ということでした。
食べた物は胃で消化され、小腸でその栄養を吸収します。
そして、吸収し終わったら小腸は活発に蠕動運動を行い、食べた物を大腸に送り出します。
この小腸の蠕動運動が活発になるのは、食べて8時間後です。
ところが、8時間も経たない内に次の食事をしてしまうと、小腸の蠕動運動が働かなくなってしまうのです。
だから、8時間以上の空腹時間は絶対に必要なのです。
逆に、それが行われないと食べ物に細菌が付着・増殖し、発酵してしまいます。
そうすると、水素・メタンガスの毒素が発生し、腸も老化していくのです。
つまり、便通を良くするには、食事の内容よりも時間の方が大切というワケです。
うつ伏せ寝で小腸をまんべんなく刺激
小腸の写真をみるとわかるのですが、小腸は複雑な形に折りたたまれています。
それで、通常のマッサージで刺激するのは難しいのです。
そこでうつ伏せ寝になると、折りたたまれている小腸全体をまんべんなく刺激できるのです。
さらに左右にゴロゴロ体操をすることで、その刺激効果は大きくなります。
「の」の字のマッサージなどでも効果はあるのですが、特に頑固な便秘の人で即効性を出すためには、小腸全体をまんべんなく刺激する必要があるのです。
うつ伏せを習慣化するには、スマホなどをする時、時々うつ伏せ状態でやってみるのもいいかも知れませんね!