キャベツの夜だけダイエットで空腹にならず綺麗に痩せた!
Contents
なぜ夜だけ?(肥満症の専門医が考案)
この夜だけキャベツダイエットは、肥満症の専門医吉田俊秀先生(京都府立医科大学客員教授)が考案したものです。
肥満外来で2000人以上の減量に成功したそうです。
吉田俊秀
吉田俊秀医師は、肥満および糖尿病の専門医として長年の実績をもち、特に高度肥満症治療を得意としている。自ら考案した「食前キャベツダイエット」とストレスマネジメント療法、さらには肥満遺伝子診断を組み合わせたテーラーメイド型食事指導を管理栄養士と協力して行い、日本一の減量成功率93%を達成している。各種メディアで「日本のカリスマ医師10人の一人」「メタボ治療最高の名医」「医師がすすめる最高の名医」として紹介されることも多い。京都府立医科大学客員教授でもある。
先生によると、ひざや股関節の手術をするために、短期間で体重を落とさないといけない人には、糖質を一切とらないように指導することがあるそうです。
お菓子はもちろん、パンやご飯、イモ類などの糖質を一切とらないようにすると、50人いれば48人は減量に成功するといいます。
糖質制限食には、それほど高い効果があるのです。
しかし、これはあくまでも短期間でどうしても痩せなければいけない人の話で、理想的には3ヶ月とかもう少し時間をかけて体重を落とした方が良いとのことです。
なぜかと言うと、糖質を全くとらないと、イライラしてストレスがたまり、ついケーキやチョコレートといった甘いものに手が伸びてしまうからだとのことです。
ネズミを使った実験では、7年間糖質を与えずにいたら、動脈効果が促進したという報告もあるそうです。カロリーを補うため、脂っこいものを好んで食べるようになり、血管の壁に脂がたまって、結果的に早死にしてしまうというのです。
そこで、先生が通常指導しているのは、糖質もある程度食べられる「夜だけキャベツダイエット」なのだそうです。
朝・昼にご飯(またはパン)を食べたら、夜だけは主食を抜くというダイエット法です。
空腹感を覚えずきれいに痩せる

出典:綺麗に痩せる
この夜だけキャベツダイエットの特徴は、「空腹感に悩まされない」ことです。
その秘策が「食事の前に食べる生のキャベツ」です。
ポイントは、食事をしながらではなく、必ず食事の前に10分間かけて、キャベツだけをよく噛むことです。
そうすれば、脳の満腹中枢が刺激され、夕食で主食を抜いても空腹感を覚えないのです。
よく噛むと、キャベツでなくてもいろいろ効果がありますが、5cm角のザク切りのキャベツは、自然とよく噛むようになるのです。
私もチャレンジしてみましたが、5cm角のザク切りのキャベツはよく噛まないと飲み込めません。
それで、満腹中枢が否が応でも刺激され、お腹もいつもよりいっぱいになったような気がします。
これだったら、食べ過ぎることはなくなります。
キャベツのしゃきしゃきとした歯ごたえも、満腹中枢に刺激を与えやすいのかも知れません。
また、生のキャベツにはビタミンCが豊富に含まれています。
そのため、シワやタルミを防いできれいに痩せることができます。
さらに、食物繊維が多いのも生のキャベツの特徴です。
生キャベツを越える生玄米咀嚼法
まず、生の玄米81粒を1時間、舌下錠のように口に含みます。30分も経つと、生の玄米が口の中でふやけていきます。生の玄米に付着していた乳酸菌や光合成細菌や酵母が口の中でどんどん増殖します。口の中は微生物が増殖した唾液で一杯になります。清澄な山の霧(霞)を仙人が口中に溜め飲み込む感覚です。その感覚がわかったら、唾液だけをゆっくり飲み込みます。そうして1時間後、ふやけた玄米を、ゆっくりゆっくり奥歯で噛みます。噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、噛みしめます。すると唾液で口の中が一杯になるので、唾液だけを飲み込みながら、噛んで、噛んで、噛んで、噛んで、2時間以上噛みしめます。この間に飲み込んだ唾液が180CCを超えた頃、満腹感が出てきます。たったの81粒の生玄米と唾液で、人間は満腹します。さらに、噛み砕かれた生玄米と唾液は腸内で膨大な数の微生物に大変身します。健康な人間の腸内には400種を越える、総数で約1000兆個もの腸内細菌がバランスよく住みついていると言われます。