プチ断食は身体をリフレッシュできるダイエット法!
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ある断食道場の密着取材から
危険も伴う断食ですが、リバウンドなしの健康的な「プチ断食」はどう行えばいいのか?
駆け込みドクターの番組では、ある予約の絶えない断食道場に密着取材しました。
その断食道場とは、兵庫県淡路島にある五色県民健康村健康道場です。
日本で唯一の公的な断食専門施設で、開設以来予約は半年待ちの状態だそうです。
医学的な断食療法
道場長の笹田信五医師によると、医学的な断食療法を使っているとのことです。
つまり、医師が毎日診察し、体調管理をしながら行う断食なのです。
参加した女性の話によると、「緩やかに落ちてリバウウンドせずに徐々に減っていく感じ」だそうです。
結果データも公開されましたが、ほぼ100%がダイエットに成功し、8割がリバンドしないといいいます。
断食道場の実際
実際の断食ダイエットの方法は、朝・昼・夕の3回の特製ジュース(100kcal)と2L以上の水だけです。
特製ジュースの材料は、牛乳、ヨーグルト、低糖ジャム、ビタミン剤などです。
<3泊4日コースの場合>
1日目と2日目が断食期間で、3日目、4日目が復食期間になります。
特製ジュースと水のみで断食した後、身体が大きく変化しています。
そこでそのまま普通に食事をすると、身体が受け付けないので、カロリーと塩分を少しずつ戻していくのがポイントになります。
・3日目:<朝>三分がゆ(200kcal) <昼>五分がゆ(270kcal) <夕>全がゆ(333kcal)
・4日目:<朝>常食(400kcal)
<断食中お腹は空かない?>
参加者の男性の話しによると「最初は空腹は辛くなかったが2日ぐらいすると、食べ物のことで頭がいっぱいになって辛くなってイライラするが、その山を超えると空腹感が落ち着いて少し慣れてくる」とのことです。
つまり、こういうことです。
食事を摂ると食べた物は糖に分解され脳に送られ、満腹感が得られます。
逆に食べるのをやめると 脳に送られる糖は少なくなるので、空腹と感じます。
しかし、ありあまる脂肪が糖に分解され脳に送られるのであまり空腹を感じなくなるのだそうです。
<精神的にもリフレッシュできる>
空腹の山を超えると精神的にもリフレッシュできるといいます。
参加者の男性は、「来る前は不安やイライラが頭の中にあったが、断食することで気持ちが楽になってハッキリしてくるのが実感できた」と語っています。
笹田信五医師は次のように語っていました。
「なんで食べちゃうかというと、ストレスで食べておられる方が非常に多い、ストレスも解消しておかないとなんぼ体重を下げたって、すぐリバンドしてくる・・・」と。
<通常のダイエットでは味わえない感覚>
さらに断食後に大きな変化を実感できるといいいます。
参加者の男性は次のように語っていました。
「初め来た時にお昼ご飯を食べたんですけど、”なんて薄いんだろうと”と思ったんですけど、今日の一口は”なんて味があるんだろう”と・・・。身体の中の味覚が変わったのが実感しました」
断食により「味覚」と「食欲」がリフレッシュされるのです。
これが断食の秘密なのです。