痩せ過ぎより太り気味の女性の方が断然いい!

太り気味が一番長生き!

アメリカの疾病対策センター(CDC)、国立衛生統計センター(NCHS)では、肥満に関する下のような意外な結果を報告しています。

「肥満度1にあたるBMI25~30の人は、普通体重と比べて全死亡リスクが6%低下する」

これは、世界各地の97研究・288万人の調査分析を行った結果です。

 

1980年に循環器疾患基礎調査の対象1万人あまりを14年間追跡したBMI別の死亡危険度でも、同じような結果が出ています。

BMIが24~27.9が最も死亡率が低く、長生きする」という結果です。

そう、太り気味が長生きであることがデータ上、証明されているのです。

太り気味

心不全や糖尿病、末期腎不全になる人は、肥満がその最大の原因と言われていますが・・・。

出典:mens-diet.biz

出典:mens-diet.biz

ところが事実は逆で、太り気味の人のほうが普通の体重の人よりも、死亡リスクが少ないのです。

肥満度3,4はダメだが、肥満度1が一番長生きでヤセは短命!?

 

コレステロール値も高い方が長生き

下のグラフによると、総コレステロール値が低い人よりも高い人の方が長生きするという結果になっています。

総コレステロールと生存率

出典:50dai-dousuru.sakura.ne.jp

特に女性の場合は、女性ホルモンが低下すると免疫力が低下するので、コレステロル値は高くないといけません。

日本ドック学会発表の基準によると、女性のコレステロル基準値は、273(45~64歳)、280(65~80歳)でも正常とされました。

コレステロール

コレステロール値は特に中高年以上の女性の場合は高めの方がいい!

 

痩せ過ぎだと

痩せ型

さらに、いずれの研究結果でも「太りすぎより痩せ過ぎの方が危険」という結果がでています。

BMIと生存率

出典:tmghig.jp/J_TMIG

マクロビオティック、菜食主義、糖質制限食などをトコトン実践し、ガリガリにやせてしまった人をよく見受けます。

でも、こうした人は食事を改善し、痩せることでかえって調子を崩してしまったと言えるのです。

 

では、痩せた人の死亡リスクがなぜ高まったのでしょうか?

一般的には、「肥満者のほうが最適な医療を受けている見込みが高い」、「脂肪の増加による心保護的な代謝作用がある」といった理由が挙げられています。

 

それに対して崎谷先生は、多くの患者を見てきた印象では、筋肉・骨、皮下脂肪がある程度しっかりしていることが健康の証しであるのではと言っておられます。

つまり、食習慣が悪いと様々な慢性病が発症します。

 

食習慣が悪い人は筋肉・骨、皮下脂肪の重量が低下する(つまり痩せる)か、体重が増えて肥満になるか、いずれかの傾向をたどります。

 

このうち死亡リスクが最も高いのが痩せ過ぎの人です。

もちろん、臓器にも脂肪がべったりとついている内蔵型肥満の人も、これはこれで死亡リスクは高まります。

つまり、どちらにも属さない太り気味が結果的に一番健康になるわけです。