痩せ過ぎより太り気味の女性の方が断然いい!
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太りすぎより痩せ過ぎの方が危険!
いずれの研究結果でも「太りすぎより痩せ過ぎの方が危険」という結果がでています。
マクロビオティック、菜食主義、糖質制限食などをトコトン実践し、ガリガリにやせてしまった人をよく見受けます。
でも、こうした人は食事を改善し、痩せることでかえって調子を崩してしまったと言えるのです。
では、痩せた人の死亡リスクがなぜ高まったのでしょうか?
一般的には、「肥満者のほうが最適な医療を受けている見込みが高い」、「脂肪の増加による心保護的な代謝作用がある」といった理由が挙げられています。
それに対して崎谷先生は、多くの患者を見てきた印象では、筋肉・骨、皮下脂肪がある程度しっかりしていることが健康の証しであるのではと言っておられます。
つまり、食習慣が悪いと様々な慢性病が発症します。
食習慣が悪い人は筋肉・骨、皮下脂肪の重量が低下する(つまり痩せる)か、体重が増えて肥満になるか、いずれかの傾向をたどります。
このうち死亡リスクが最も高いのが痩せ過ぎの人です。
もちろん、臓器にも脂肪がべったりとついている内蔵型肥満の人も、これはこれで死亡リスクは高まります。
つまり、どちらにも属さない太り気味が結果的に一番健康になるわけです。