心臓の激しい痛みの原因は何と「冷え」だった!
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これが微小血管狭心症だ

出典:神戸アドベンチスト病院
一般的狭心症では、心臓表面の太い血管(冠動脈)が動脈硬化で詰まって起こります。
ところが、心臓の冷えが原因の微小血管狭心症では心臓の筋肉(心筋)の中を走る細い血管が異常に収縮して狭くなるこで起こります。
映し出された心臓の微小血管の画像は今でも鮮明に残っていますが、無数の微小血管が”えーっ”と思うほど束になって萎んでいました。
これでは無数の微小血管から心筋細胞に酸素と栄養を十分に送り届けられないはずです。
微小血管の原因は女性ホルモン!
この、血管が狭くなってしまう原因に深くかかわっているのが女性ホルモンです。
女性ホルモンは血管を広げる働きもしているのです。
微小血管狭心症は更年期の女性10人に1人が患っており、前述の2人の女性は以前から冷え症の悩みを抱えていたとのことです。
冷え症によって心臓の血管が広がらず、心臓が冷えていたのです。
そのため、心臓の内部にある微小血管が狭まり、狭心症、つまり微小血管狭心症を引き起こしていたのです。
微小血管狭心症の見分け方
微小血管狭心症は、通常の心臓病より以下のような特徴があり、知識さえあればすぐ見分けがつきます。
1)通常の狭心症よりも持続時間が長い。
2)起きる間隔が長い。