更年期障害は本人しか分からない医者泣かせの病気!
更年期障害は、医療検査だけではその全貌を捉えることが難しい疾患です。
症状の主観性が高く、医師にとっても診断が困難な場合があります。
本人しか分からなくて、医者泣かせの病気でもあります。
でも、日常生活における影響は甚大で、時には深刻な精神的な苦痛を伴うこともあるのです。
私の同級生で更年期障害の悩みから自殺したという悲しいできごともありました。その時も周りの人は、本人がそこまで追い込まれていたとは誰一人として気がついていませんでした。
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更年期障害はエストロゲンの減少が主な原因
更年期障害は、エストロゲンという女性ホルモンの急激な減少によって引き起こされる自律神経の乱れが主な原因とされています。
この時期は、子育ての終わりや配偶者の退職、親の介護など、生活環境の大きな変化が重なりがちです。
そのため、ホルモンバランスの変動に加え、精神的なストレスも重なることが少なくありません。
だから、更年期障害の症状の現れ方は、人によってかなりの違いがあります。
医者泣かせの厄介な病気です。
更年期障害は一言で言うと、不定愁訴(ふていしゅうそ)による「自律神経失調症」ですが、人によって現れ方が違うので、なった人でないとその辛さがわからないのです。あなたが愛している夫も、あなたの辛さや不安、恐怖など分かるはずはありません。
お医者さんでさえ、よく診断を間違えるのですから・・・・
でも、これはやも得ないことなのです。
更年期障害の症状は、百人いれば百人違うのですから・・・・
百人百様なのです。