年齢にかかわらず寝たきりリスクが高まるロコモとは?

最近、こんなことはありませんか?
片足立ちで靴下がはけない、家の中でつまずくことが増えた、階段を上るときに手すりが必要、重い買い物袋を持つのがつらい、15分くらい歩くのがしんどい。
これらの症状に心当たりがあるなら、将来寝たきりになるリスクが高まるロコモティブシンドローム、通称ロコモを疑ってみる必要があります。
ロコモとは、骨や関節、筋肉、神経といった運動器の衰えによって、立つ・歩くなどの移動能力が低下した状態を指します。
この状態が進行すると、転倒や骨折、要介護になるリスクが高まります。
実際、要支援・要介護の原因の約24.8%が運動器の衰えによるものです。
特に重度のロコモに該当する人は、6年以内に要介護状態になるリスクが3.63倍に増加するとの報告もあります。
40代の68%が軽度のロコモに該当するとされ、年齢に関わらず油断は禁物です。
しかし、適切な対策を講じれば、ロコモは予防・改善が可能です。
まずは、自分がロコモに該当していないかチェックしてみましょう。