マイオカインは筋肉強化以外にもいろんな効能があった!
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筋トレと有酸素運動を組み合わせると

出典:旭市医師会
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、マイオカインの分泌をさらに促進することができます。
例えば、食後に簡単なスクワットを数回行い、その後に軽いウォーキングをするだけで、マイオカインの効果を高め、血糖値の管理に役立てることが可能です。
整形外科主任教授志波直人先生によると、驚くほどマイオカインが増えるそうです。
具体的には、食後に「ちょこっとスクワット&ちょこっとウォーキング」をするだけです。
筋トレをした後に有酸素運動をすると、より効果が高まるのです。
毎食後に、ゆっくりと次のような方法でスクワットを行います。
①足を肩幅に開きまっすぐ立つ。
②3~4秒かけゆっくりスクワット。
③ひざを伸ばす時も3~4秒ゆっくり行う。
④これを全部で10回繰り返す。
※転倒が心配な方はイスなどにつかまった状態で行ってください。
後は普通に通勤、通学、買い物に歩いて出かけるだけで、終わりです。
これを毎日、続ける事でマイオカインを増やすことができるのです。
家庭の医学の番組の2人の主婦の密着取材によると
筋肉の使い方によってマイカインの分泌量は変わってきます。
そこで家庭の医学の番組では、マイオカインを多く分泌できる筋肉の使い方(=運動習慣)について、2人の主婦の生活に密着取材しました。
密着取材に協力して頂いたのは、血糖値が正常だった56歳の小竹しのぶさん(血糖値:87正常 肝臓は正常 BMI:24.7)と54歳の血糖値が高かった名村和子さん(血糖値:106高い 脂肪肝 BMI:23.2)の2人の主婦です。
まず、マイオカインの分泌量を安静時と早足ウォーキングをしたあと測定した結果は以下の通りです。
・小竹さん:安静時2.9pg 運動直後4.0pg
・名村さん:安静時2.0pg 運動直後2.6pg
血糖値の高い名村さんは、血糖値の正常な小竹さんに比べて、マイオカインの分泌量が大幅に少ないことがわかりました。
それで、2人の筋肉の使い方を調べたところ、小竹さんはほぼ毎日約1時間歩いていて、名村さんは週に1回、ジムで激しい筋トレをしていることがわかりました。
川口先生によると、マイオカインは1回の運動で分泌する量に限りがあるホルモンで、1日だけハードな筋トレをするより、毎日ソフトな筋トレをした方がマイオカインの分泌が良いとのことでした。
つまり、小竹さんは、ほぼ毎日1時間歩くことによって、マイオカインが十分に分泌され、マイオカインに対し感受性の強い身体になっていたというワケです。