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歯周病菌が肝炎・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など全身疾患の原因とは?

 2017/11/27 テレビ健康情報 血圧を下げる方法 この記事は約 7 分で読めます。 1,162 Views
歯周病

歯周病になると歯が抜け落ちてしまい、これだけでも命を縮めてしまいます。

 

でも、もっと衝撃な事実があったのです。

歯周病の原因菌肝炎・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病など全身疾患の原因となって、人の命を縮める原因になっていたのです。

歯周病が人の命を縮める

死亡

歯周病は、口の中の歯周病の原因菌(ギンギリバス菌)が増殖し、歯茎が炎症を起こす病です。

とくに痛みなどの症状が無いため、気づかないうちに悪化します。

 

そして、そのまま放っておくと、歯肉が痩せ細り、むき出し状態になって、最後には歯が抜け落ちてしまいます。

現在、30代で7割、40代から60代で約8割が歯周病や歯周病に関係する症状があると言われています。

 

心筋梗塞の真犯人は歯周病の原因菌だった!

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「みんなの家庭の医学」のテレビ番組に登場した勝田信子さん(56歳)は、健康でこれといって悪いところはありませんでした。

ところが、健康診断でLDLコレステロールが160mg/dl(基準値140)という異常値が見つかってから、次第に胸のむかつき、締め付けられるような痛み、全身のだるさ、息切れと症状が悪化していき、最後に胸の激しい痛みに襲われ、そのまま意識を失ってしまいました。

 

心筋梗塞で病院に運ばれたのです。

心筋梗塞は、心臓に酸素を送る血管が詰まり、心臓の筋肉が壊死する病ですが、なんと心筋梗塞を引き起こした真犯人は血管の中の歯周病の原因菌だったのです。

鈴木淳一先生(東京大学医学部附属病院)によると、血管の中に侵入した歯周病菌は体中を巡り心臓へ流れ着き、血管の壁に張り付いて、血管の壁が炎症起こすので、動脈硬化の原因になるとのことです。

 

歯周病菌が原因の病気は、心筋梗塞だけではありません。

歯周病が原因となる動脈硬化は全身の血管で起こる可能性があります。

それで脳で動脈硬化が起こると、それが脳梗塞を引き起こします。

歯周病の人は脳梗塞のリスクが約3倍高くなるというデータもあります。

 

歯の本数と寿命の因果関係

歯の本数と生存率

出典:okuchi-onayami.com

8020推進財団の深井穫博専務理事は歯の本数と寿命の因果関係を明らかにするため、沖縄県宮古島の住人5719名(男性2268名、女性3451名)を対象に調査を行いました。

1987年から15年2ヶ月の間、追跡調査をしました。宮古島は転出入が少なく、医療環境をはじめ、調査対象者がほぼ同じ環境下で暮らしている地域です。

40歳以上の男性では歯の数と死亡年齢に差が見られ、80歳以上では男女いずれもその差は顕著になりました。

80代男性で10本以上機能歯(虫歯でなく、きちんと機能している歯)があるグループの15年生存率は54%で、10本未満のグループの25%と比較すると2倍以上の生存率という結果でした。

国立長寿医療研究センターの松下健二部長によると、歯が失われる一番の原因は歯周病と言います。

つまり、歯周病は歯を失うことによって人の命を縮め、その原因菌が全身をまわることによって、脳梗塞や心筋梗塞などの突然死の原因になって命を縮めていたのです。

 

歯周病の原因菌が全身疾患の元凶

出典:新潟駅前歯科クリニック

出典:新潟駅前歯科クリニック

歯周病は単に口の病気ではありません。

その原因菌が血液の中に入り込むと恐ろしいことになってしまいます。

全身疾患の原因になっていたのです。

歯周病の原因菌が血液に乗り全身を巡って、心筋梗塞や脳梗塞、肝炎、気管支炎・肺炎、糖尿病等を引き起こしているという、衝撃の事実がわかったのです。

 

ここでは、歯周病の原因と肝臓の炎症・糖尿病について取り上げ、その恐ろしさを解明していきます。

 

歯周病の原因菌と肝臓の炎症

肝臓の炎症

出典:e-chiken.com

アルコールを全く飲まず、肝炎ウィルスにも感染していないのに、肝炎を発症する人が数多く存在することが明らかになってきました。

実は、歯周病にかかっていると肝臓の炎症を発症するという事実もわかってきたのです。

 

横岡玲さん(43歳)は、生活習慣の乱れから脂肪肝になりました。

そして、それを放置し続けた結果、肝炎になってしまいました。

歯周病菌が肝臓に到着すると、肝臓は刺激物質を出して歯周病菌を退治します。

健康な肝臓は刺激物質の影響を受けませんが、脂肪肝の場合、刺激物質が過剰に反応し、細胞が炎症を起こすのです。

そして、長い年月をかけて脂肪肝が肝炎へと進行していくのです。

 

横岡玲さんもその1人で、脂肪肝になり何度も注意を促されましたが、そのことを軽視したため、肝炎を発症してしまったのです。

そして様態が悪化し、中島淳先生にかかって初めて、肝炎の原因が歯周病菌だということがわかったのです。

中島淳先生(横浜市立大学大学院 医学研究科 主任教授)は、肝炎研究の先進国・アメリカのハーバード大学で最先端の治療法を学び、これまで700人以上に及ぶ肝炎患者の治療にあたってきた肝炎研究のエキスパートです。(みんなの家庭の医学より)

 

脂肪肝の改善方法

脂肪肝

出典:ketuatusagetai.com

中島淳先生によると、肝臓に溜まっている脂肪は、溜まりやすいが落としやすいとのことです。

それで、ちょっと生活習慣を見直すことで脂肪肝は改善できるので、”階段を見たら肝臓の薬と思え”と指導しているとのことです。

脂肪肝の改善は、食べ過ぎず、軽い運動をすることで改善できるのです。

脂肪肝を減らす最新研究とは?

 

歯周病菌の原因菌と糖尿病

出典:まるめデンタルクリニック

出典:まるめデンタルクリニック

今注目されているのが歯周病と糖尿病との関係です。

歯周病菌が体の中に入ると、インスリンが働く作用を妨害するのです。

それで糖尿病になる場合もあるのです。

 

糖尿病の患者さんは歯周病を治療することが常識になってきているほど関係が深いのです。

どちらが先かはわかりませんが、歯周病と糖尿病は互いを悪化させる負のスパイラルの関係にあるのです。

 

歯周病の予防法

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歯周病の予防法としては何より歯磨きが大切です。

歯周病の原因菌は歯と歯の間や歯茎の間を好みます。

そして、歯周病菌が歯茎を侵食すると歯周ポケットが形成され、歯茎が腫れてきます。

 

どうしても歯磨きだけで歯周病を防ぐことはできません。

歯間ブラシを使う必要があります。

また歯茎のマッサージを行うと歯周病に効果的です。

 

ためしてガッテンでは、歯周病菌を減らす方法として、緑茶うがいを推奨していました。

ガッテン口内フローラを調える緑茶うがいのやり方!歯周病菌を減らし健康に!

 

歯周病菌が血管に入り込む原因

歯周病菌が血管に入り込む原因

出典:www.inoue-shika.com

歯周病の原因菌が血管内に入り込むのは、次の2つの経路からです。

①歯磨きで出血した時。

②食事の時。

それにしても、まだ出血した時に歯周病菌が血管内に入り込むのはわかるような気もしますが、食事の時も危ないとはもうビックリです。

歯周病はすぐ治さないといけないですね!

 

歯周病が進行すると歯茎の表面の組織が壊れ毛細血管がむき出し状態になります。

さらに血管の壁自体にも大きな隙間ができてしまいます。

それで、ものを噛むと、歯周病菌が振動で拡散し、血管の隙間に入り込むのです。

ある研究が報告によると、歯周病菌が血管内に入り込む確率は、歯磨きが0~26%、食事が17~51%という結果になっています。

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