季節の変わり目の高血圧に注意!正しい血圧の測り方

やっと暖かくなったと思うと急に寒くなったりして、最近、体調を崩す人が多いです。
とくに血圧が高い人は、季節の変わり目は要注意です。
寒暖の差が10度以上あると、目に見えないストレスが蓄積され、血圧は上がりっぱなしになります。
季節の変わり目は血圧が上がる危険がいっぱいなのです。
最悪の場合は心筋梗塞や脳出血、脳梗塞を引き起こしてしまう危険もあります。
血圧の改善は血圧を測ることから
冬の食べすぎ、運動不足などで悪化した血圧を、生活を一気に見直して血圧を改善するのはなかなか難しいです。
そこでまず定期的に血圧を測ることをオススメします。
血圧を定期的に測ることによって、生活の問題点も見えるようになってきます。
それで、よりスムースに生活の見直しが可能になり、血圧を下げることができるようになります。
ところが血圧は時間帯によっても、環境要因によってもかなり変動します。
血圧を測るにあたっては「正しい血圧の測り方」を知らないと判断を誤ることになります。
血圧を測る前の注意
血圧を測る前の注意としては、次の5つの点に注意しましょう。
①トイレは必ずすませておく。
②室温を22℃程度にしておく。
③お風呂に入る前に測定する。
④たばこ、カフェイン飲料は飲まないようにする。
⑤動き回るなど血圧を上げることはしない。
正しい血圧の測り方
まずは動画の正しい血圧の測り方をご覧ください。
血圧はたえず変化しています。
朝、起床前から上がり始め、日中の動いている時間帯では高くなり、夕方から夜に活動しなくなると下がり、睡眠中はさらに低くなります。
それで、目を覚ましたらトイレを済ませ、朝食をとる前に測定するのが一番いいです。
①背もたれのある椅子に座り、両足を床につけて1~2分間安静にし、気持ちを落ち着かせます。
②カフを巻いた腕が心臓の高さにくるように、折りたたんだタオルを巻くなどして高さを調整します。
③反対の手で、ひじの上の脈を打っている場所上腕動脈)を見つけます。
④カフ(ゴムの袋)の中心が、上腕動脈に当たるように、上腕にカフを巻きます。カフの下端がひじから指1本分上にくるようにします。カフは指1本が入るくらいに、ゆるくもきつくもなく巻きます。
⑤背筋をを伸ばし、気持ちをリラックスさせて血圧計のスイッチを入れます。
血圧を下げたい人は、「降圧剤は危険!血圧を下げる健康茶」の記事もご覧ください。