怠けた脳を叩き起こし老けない脳にするには?

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脳はエネルギー消費の激しい臓器

出典;www.nissin-sugar.co.jp

脳の重さはだいたい体重の2%ほどですが、脳がきちんと働くためには、1日分の消費エネルギーの約20%も必要です。

しかも脳は、通常ブドウ糖以外のものをエネルギーとして使うことができません。けれども、脳にはブドウ糖をほんの少ししか蓄たくわえておけないので、こまめに補給することが大切です。

脳はエネルギー消費が激しい臓器なのです。

それは思考や記憶、感情の処理以外にも、呼吸や心拍、体温調節などの生命維持機能を管理しているからです。

そのためエネルギーが枯渇しないように極力、省エネで働こうとするので、過去に経験した安全で省エネで楽なものばかりを選択しがちになります。

 

行動がパターン化すると脳の特定の部位しか使わなくなり、アイデアや考えも固定化されてしまいます。

これが、いわゆる脳の老化です。

脳が老化すると、成長ホルモンの分泌が減り、筋力低下、皮膚のたるみ、骨密度減少など体の老化に繋がります。

また、脳の老化は脳内血流の低下を招き、脳細胞への酸素や栄養素が行き渡らず、認知機能が低下し、認知症のリスクが高まります。