なぜ人は不安や恐怖を感じるのか?

あなたは一日の中でどんな感情を多く感じるでしょうか?
私たちの脳は、日々何百もの感情を生み出しています。
例えば、電車の遅延でイラっとしたり、探し物が見つかってホッとしたり、大好きな人と会って嬉しくなったり、大きな仕事を前に緊張したりと、毎日多くの感情が動いているはずです。
多くの人が毎日ハッピーで過ごしたいと望んでいますが、精神科医アンデッシュ・ハンセンによると、脳が最も感じやすい感情は「不安」です。
なぜなら、脳にとって最も重要なのは「生き延びること」であり、幸福よりも危険を避けることが優先されるからです。
実際、日本ではうつ病よりも不安症の患者数が多く、不安障害は10人に1人が経験すると言われています。
不安症がひどくなると、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を引き起こし、パニック障害に繋がることもあります。
また、不安や恐怖を感じると、私たちの身体はストレス反応を示し、これが免疫力の低下を招くことが科学的に証明されています。
特に高齢者の場合、免疫力の低下はより深刻な問題となり得ますが、免疫力が保たれていれば、重症化する可能性はぐっと低くなります。
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不安を感じるのは
不安を感じるのは脳内の扁桃体という部分で、これは火災報知器のような役割を果たしています。
脳が少しでも危険を感じると、扁桃体が警報を鳴らし、体が危険に対応しようとします。
この反応が過剰になると、不安症やパニック障害に発展します。
不安を感じやすい人は、これが脳の特性であることを理解することが重要です。
脳は私たちを生き延びさせるために最善を尽くしているのです。
いかなる時も笑って過ごすと・・・
現代社会において、不安や恐怖を引き起こす要因は無数にあります。
しかし、これらの感情にどう対処するかが重要です。
いかなる時も笑って過ごすと、不安をを感じさません。
このように心の持ちようが、重要です。
笑って楽しく食べると
笑って楽しく食べる食習慣は大切です。
そしてよく噛むことです。
「かむ」ことの重要性を身を持って示した人に、アメリカの商人フレッチャーがいた。そこで彼は自己流であったが、どんなものでも一度口に入れたら、ドロドロになるまでかむことにしたのである。97.5kgあった体重が、4ヶ月たつと74.3kgになった。ウェストは150cmから94cmとなった。この頃のフレッチャーは、食事には30分から35分かけて、徹底して「かむ」ことを行っていた。しかも、1日1食で十分になったという。やがて60kgを切るまでになったフレッチャーは、51歳の時に自転車で月に1000km走るほどの体力の持ち主となった。
これによって、免疫力は強化されます。
以下に食習慣で免疫力を上げる事例を挙げておきます。
◆免疫力を強化する乳酸菌と納豆
◆にんにく&しょうがで健康促進
◆牛・豚・鶏をまんべんなく摂る
◆免疫をサポートする野菜を食べる
◆果物の多彩なプラス効果
◆卵を1日1個以上食べる
◆大豆食品を積極的に摂る
◆主食を玄米に切り替える
◆健康効果の高い海産物
◆免疫力を上げるキノコ類