病気や感染症は免疫力次第!

病気や感染症は免疫力次第です。
免疫力が高ければ、病気や感染症に罹りにくい身体になります。
逆に免疫力が低ければ、病気や感染症に罹りやすくなり、重症化しやすくなります。
連日、新型コロナウィルス感染者数や重傷者数、ワクチン接種などについて報道されていますが、一番重要なのは免疫力です。例え高齢者であっても、免疫力が高ければ重症化することはありません。
Contents
免疫力を高めるにはNK細胞が鍵
免疫の主役は白血球です。
自然免疫を担うのはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)やマクロファージなどです。
獲得免疫を担うのは、T細胞とB細胞ですが、年齢やストレスには左右されません。
ところが、特に自然免疫のNK細胞は年齢やストレスなどの影響を受けやすいのです。
だから、免疫力を高めるためには、NK細胞を増やすことが鍵になるのです。(奥村 康 監修「免疫力」を上げて病気知らずの体になる!)
奥村 康先生
順天堂大学医学部 免疫学講座特任教授
アトピー疾患研究センター長1942年生まれ。免疫学者、医学博士。
米国スタンフォード大学留学、東京大学医学部講師を経て、順天堂大学医学部教授、同大学医学部長を歴任。2012年度より順天堂大学名誉教授。免疫細胞・サプレッサーT細胞発見者。現在は同大学特任教授。アトピー疾患研究センター長を務める。免疫学の国際的権威で著書、監修書多数。
そして、ストレスの影響を受けない生活をすることです。
ストレスフリーな人生を開くには
ストレスを生み出す最大の問題は人間関係で、この問題はかなり根深いです。
でも、その根本原因を突き詰めてみると、その原因は自分自身にあることがわかります。
例えば、”あいつはイヤな奴とか気が合わない”場合でも、その原因は自分自身の劣等感だったり、思い込みや価値観にあります。人は様々ですから、こういった劣等感や思い込み・価値観を見極めることができるようになれば、ほんとんどのストレスから解放されます。
この世にいいも悪いもないのです。
相手に自分の思い込みや価値観を押しつけるのを止めて見てください。
そうすれば、ストレスフリーの人生が開けます。
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真面目過ぎるのもダメ
真面目過ぎると心の機能が低下してしまいます。
そして免疫力も低下してしまいます。
だから、真面目過ぎない方がいいのです。
「これでいいのだ~♪」と開き直り、自分を客観視できるようになれば全てがうまく回るようになります。
”いい人”や”いい子”になろうとしないことです。今の自分の感情を素直に認め、ぴったりの感情用語をつけみてください。そうして、ただ無心に下の初音ミクのように「と・ほ・か・み・え・み・た・め」を唱えてみてください。
コレステロールは高い方がいい
コレステロールが低いとNK細胞の働きが悪くなり、発がん率が上がるほか、うつ病のリスクが高まります。
コレステロールの数値が300mg/dl以上でなければ、気にする必要はありません。
数値を気にして卵や肉を避けたり、コレステロール薬の服用を続けると、免疫細胞に悪影響を及ぼします。
免疫にかかわるホルモンにとって、コレステロールは大切な”材料”なのです。
血圧は高くても大丈夫!
血圧の薬も、心筋梗塞などの既往歴がある場合を除き、上の血圧が180mmHgを超えていない場合、薬は飲まなくていいのです。
50歳以上の退役軍人を対象に、アメリカで行われた調査では、血圧200以上の人が薬で数値を下げると、心筋梗塞のリスクが下がり、寿命が長くなるという結果が出ました。しかし、200以下の人が血圧の薬を飲んでも、寿命が伸びるというデータがないのです。
また、薬で血圧を下げると、脳への血流が悪くなり、転倒のリスクや、脳梗塞を発症するリスクが高くなります。中性脂肪も薬で必要以上に数値を下げると、免疫力の低下や抜け毛、肌荒れなどの問題が生じます。
薬を飲むよりも、免疫力を上げるほうが寿命が延びる可能性が高いのです。
ちょいデブが一番長生き!
40歳時点での平均余命は、長い順に以下のようになります(厚生労働省調査)。
太りぎみ>普通>肥満>やせ
また、無理なダイエットは免疫力を下げます。
免疫力が下がらなければ、ちょっとメタボで問題ありません。