マイクロプラスチック対策のカギは「乳酸菌」!?

最近よく耳にする「マイクロプラスチック」。直径5mm以下の微細なプラスチック粒子のことで、さらに1マイクロメートル以下のものはナノプラスチックと呼ばれています。ナノプラスチックは細胞膜を通過できるため、マイクロプラスチックの人体への影響として、より深刻なリスクが懸念されているんです。

空気・水・食品など私たちの身近な環境に広く存在しているため、完全に避けることは難しいのが現状。そこで気になるのが、「体の中に入ってしまったらどうなるのか」という点です。

これまでの研究では、人の便だけでなく、血管・肝臓・腎臓・脳からもプラスチック粒子が検出されています。口から入ったものの一部は便として排出される一方、一部は体内に取り込まれる可能性があるわけです。だからこそ、「入れないようにする」だけでなく、腸でつかんで外に出すという考え方が研究され始めています。


マイクロプラスチックを腸で掴んで外に出すとういう研究だけで、もう驚きです。考えもしなかったです。仕方ないものだとあきらめていました。是非とも、成功させて欲しいです。

そこで注目を集めているのが、キムチに含まれる乳酸菌です。


2025年に報告された研究によると、キムチから分離した特定の乳酸菌とナノサイズのプラスチック粒子を一緒にすると、菌がプラスチックを吸着することが確認されました。

菌の表面にある細かな凹凸にプラスチックが引っかかるように付着するイメージで、プラスチックを分解するのではなく、菌がプラスチックを背負って運んでいく感じです。さらに人の腸内に近い環境でも吸着したプラスチックを離しにくいことが確認され、マウスを使った実験では、この菌を与えたグループで便から排出されるナノプラスチックの量が増えたという結果も出ています。

ただし、「乳酸菌なら何でもOK」というわけではありません。菌の種類や株によってプラスチックをつかむ力に大きな差があることも判明しており、「キムチを食べればマイクロプラスチックをデトックスできる」とまでは言えない段階。あくまで特定の乳酸菌を使った基礎研究・動物実験の結果です。

とはいえ、乳酸菌が腸の中で異物をつかみ、体内への取り込みを抑えながら便として排出する可能性が見えてきたことは、非常に興味深い発見といえます。

プラスチック容器の新しい視点


プラスチック容器を必要以上に加熱しないなど「入ってくる量を減らす」工夫に加えて、腸内環境を整えることも意識してみてください。

キムチ・納豆・味噌・ぬか漬けといった発酵食品を日々の食卓に取り入れ、腸内細菌のエサになる食物繊維も一緒に摂ることがポイント。

「避けるだけ」から「腸から出す」という新しい視点が、これからの健康づくりのカギになるかもしれません😊

 

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キムチから分離した特定の乳酸菌とナノサイズのプラスチック粒子を一緒にすると、菌がプラスチックを吸着することが確認。by塩じぃ