バキバキに固まった肩、腰の痛みに揉む・叩くは逆効果?

肩や腰の痛みに対して、一般的には揉む・叩くといった方法が思い浮かぶかもしれません。
しかし、これらの方法は逆効果になることがあります。
筋肉のファシアが硬くなることで、痛みが増す可能性があるためです。
大切なのは、むくみを流してファシアをゆるめることです。(遠藤 健司;えんどう・けんじ 東京医科大学整形外科准教授)
むくみを効果的に流す方法として「押し流し」を紹介します。
痛みを感じる箇所の筋肉の流れを意識し、むくみを押し流すことを目的とします。
押し流す方向は自由で、数回繰り返すことでむくみを毛細血管に戻す感覚で行います。
また、ファシアをゆるめるためには、適切な栄養素の摂取も重要です。
カリウムの多い食事や体を温める食品を摂取し、運動や半身浴で血行を促進することが推奨されます。
特に、締め付けの強い衣類の着用や過剰な飲酒は避けるべきです。
具体的な押し流し法として、肩甲挙筋や脊柱起立筋、大臀筋、腹斜筋に対する方法があります。
例えば、首を左右に振ると痛みを感じる場合は、肩甲挙筋を伸ばしながら押し流すことで改善が期待できます。
テニスボールを活用することで、より深く押し流すことが可能です。
さらに、年齢とともに注意が必要なのは「いつの間にか骨折」です。
特に70歳以降は身長が急速に低下し、骨折の可能性が高まります。
骨粗しょう症の治療を怠らず、背骨の健康を保つことが重要です。
正しい姿勢とバランスを維持することで、腰痛や転倒のリスクを減らすことができます。
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霊とは正しい神様につながり導いていただき、己の霊性を磨くもの。by塩じぃ