やる気が出ないのは単なる意志の弱さではない!

脳のコンディションを左右する最大の要因


答えは睡眠です。

ペンシルベニア大学の研究では、健康な成人を4時間・6時間・8時間睡眠と徹夜のグループに分けて2週間追跡したところ、4時間睡眠を14日間続けたグループは、2晩連続徹夜と同じレベルまで認知機能が低下していました。さらに6時間睡眠でもパフォーマンスは徐々に落ち続け、「6時間あれば大丈夫」という感覚は客観的なデータで否定されています。慢性的な睡眠不足は自覚症状がないまま脳の処理能力を蝕み続け、集中力・判断力・感情の安定にまで悪影響を及ぼします。やる気が出ないと感じたら、まず「睡眠負債」を疑ってみてください。


もう一つ試してほしいのが、脳の状態に合わせて仕事を振り分けるという方法です。一般的に午前中は脳が冴えやすく、時間が経つにつれてパフォーマンスが落ちやすい傾向があります。ただし夕方以降に集中力が高まる人もいるため、大切なのは自分のゴールデンタイムを把握すること。企画書の作成・重要な意思決定・勉強といった高負荷な作業は脳が冴えている時間帯に集中させ、メールの返信・整理整頓・確認業務などは脳が疲れている時間帯に回す。それだけで1日の疲れ方と成果は大きく変わります。

「もっと頑張らなければ」と無理をするほど、脳は逆にパフォーマンスを落としていきます。気合いや根性に頼るのではなく、「脳が働きやすい状態を作る」という視点に切り替えることが、仕事のパフォーマンスを上げる一番の近道です。今夜少しだけ早く床に就き、明日の一番冴えた時間に最も大切な仕事を一つだけやってみる。そのシンプルな積み重ねが、梅雨のジメジメした季節を乗り越える確かな力になるはずです。

 

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今日の言霊


同じ人物でも日によって脳の処理速度に差があり、調子の悪い日は簡単なルーティン作業すら進みにくくなることが判明。by塩じぃ