腸活してるのにお腹が張る意外な理由

腸活とは、腸内環境を整えるための食事や生活習慣全般を指します。ヨーグルトや納豆を毎日食べ、食物繊維を意識的に摂るなど、健康のために努力しているにもかかわらず、なぜかお腹が張ってしまう——そんな経験をしたことはないでしょうか。


実はこの「腸活しているのにお腹が張る」という状態には、意外な理由が隠れていることがあります。

お腹が張るのは


食後にお腹がパンパンに膨らんだり、締め付けられるような不快感を覚えたりする腹部膨満感。その背景には、単なる食べ過ぎではなく、「小腸内細菌増殖症(SIBO)」という腸の状態が関係している可能性があります。SIBOとは、本来は細菌の少ない小腸に、過剰な微生物が住み着いてしまった状態のことです。胃酸の分泌低下や腸の蠕動運動の機能低下などが発症の引き金になりやすいとされています。

SIBOの傾向がある人にとって、腸活の定番とも言える発酵食品や食物繊維が、かえってお腹の張りを悪化させている可能性があります。例えば、ヨーグルトや納豆、小麦、牛乳といった食品には「FODMAP」と呼ばれる発酵性の糖質が多く含まれており、小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい特徴があります。これが過剰なガスを生み出し、膨満感や腹痛、下痢といった症状を引き起こすことがあるのです。