糖質制限のメリットは大きいがデメリトもある!

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糖質制限のデメリット

桐山秀樹さん急死

出典:www.zakzak.co.jp

糖質制限ダイエットのデメリットとしては、以下の7つが考えられます。

①肉類、油ものの多食がもたらす、コレステロール増加の心配。

糖質制限のデメリットで一番気になるのは、桐山秀樹氏の急死です。桐山秀樹氏は、「糖質制限ダイエットの第一人者」として有名なノンフイクション作家で、その人が心不全で急死されたのです。はっきりした因果関係はわかっていないとは言え、特に肉類や油もの摂り過ぎによるコレステロールの増加が原因じゃないかとも思ってしまいます。

②エネルギー不足の心配、そして減量効果はいつか止まる。

③恐い低血糖の心配。

④食物繊維や微量栄養素不足になる心配。

⑤糖質食品は数多く、うっかり食べてしまう心配。

⑥ストレスでどか食いの心配。

⑦要注意!筋肉太りの心配。

 

コレストロール増加の心配

コレステロールの増加

出典:s.webry.info

タンパク質や脂質食が増えると、当然、コレステロールも増えます。

これが血液の粘度をたまった粘度を上げ、ひいては動脈硬化から心筋梗塞、脳梗塞につながる恐れがあると指摘されています。

お肉ダイエット

また、1日に1.5kgの牛肉を40日間食べ続ける実験をした人がいます。

その結果はどうなったと思いますか?

肉食生活

出典:肉食生活は早死に?それとも若返って長生き?

 

エネルギー不足の心配

心配

人体最大のエネルギー源・糖質の補給が止まれば、当然のことに大きな心配は活動エネルギーの不足です。

 

糖新生があるといっても、糖質そのものの補給がとだえれば糖新生ができません。

中性脂肪も燃焼できず、減量効果はここでストップです。

糖質がなくても脂質がその代わりをしてくれるのではないか」と言われるでしょう。

たしかにそのとおりですが、ケトン・エネルギー・システムは基礎代謝力を除けばあくまでも補助的存在です。(糖新生やケトン・エネルギー・システムがよくわからない人は、下のブログ記事を読むとよくわかります)

糖新生

炭水化物抜きダイエットは泡ダイエットで危険だ!

 

低血糖の心配

意識障害

低血糖の心配は当然の話です。

とくに血糖値を下げるクスリとの併用は大変危険です。

 

低血糖の恐さについては、下記のブログ記事を読んで頂ければよくわかります。

低血糖症状はダイエットでもなる可能性がある!

 

食物繊維や微量栄養素不足になる心配

手足の痺れ

食物繊維が微量栄養素が不足すると、老廃物が体内に溜まるようになり、様々な悪い影響が生じます。

 

スタンフォード大学の研究でも、アトキンスダイエット(極端な糖質制限食)で、食物繊維が極端に少くなった事実が判明しました。

手足に痺れ

ダイエットのやり過ぎでなぜ手足が痺れるのか?

 

うっかり食べてしまう心配

糖質の多い食品

出典:gifu.heart-center.or.jp

糖質が多い食品とは、白米のご飯や小麦粉で作るパン、めん類を筆頭に、でんぷん質の多いイモ類やトウモロコシ、レンコンやゴボウなどの根菜類、アボカドを除く果物(ジュースも)、砂糖入りのお菓子はもちろん、ソースや焼き肉のタレ、ケチャップ、佃煮、あらゆる味付け缶詰など多岐にわたります。

砂糖が含まれた加工品も避けなければなりません。

選別はなかなか大変です。

 

どか食いの心配

ストレスでどか食い

出典:kintore-menu.com

ギンギンのご飯派には、糖質制限はかなり辛いものがあります。

ストレスで”イライラホルモン”が出まくると、怒りっぽくなる。”休息神経”の副交感神経が働かず、脳も体も休むことができなくなります。

それに、糖質は食後の満腹感に重要な働きをしていますが、脂質やタンパク質では、いつもお腹が減っている感じでついどか食いしてしまいがちです。

 

筋肉太りの心配

筋肉太りの心配

出典:woman.thenest.com

激しいスポーツをやっていた人が、中高年になってぱったりとやめて、肉や油ものをバクバク食べていると、筋肉太りの心配があります。

筋肉細胞にたっぷりと脂肪がついて、これが糖質の燃焼を妨害してしまうケースがあります。

 

しかもこれが最近、「糖尿病の原因」としてクローズアップされているのです。