ドクター池谷先生考案ダイエットとは?

ゾンビ体操の考案者池谷先生、「林修の今でしょう!」の講座では、臓器別ダイエットを紹介しました。
また、池谷先生自ら実践しているゆる糖質オフダイエットも公開しています。
池谷敏郎(いけたに・としろう)
池谷医院院長。医学博士。
東京医科大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医。1962年東京都生まれ。1988年、東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。1997年、池谷医院理事長兼院長に就任。
臨床の現場に立つ傍ら、内科、循環器科のエキスパートとして、『駆け込みドクター! 』(TBS)、『林修の今でしょ! 講座』(テレビ朝日)、『いっぷく! 』(TBS)、『世界一受けたい授業』(日本テレビ)などにテレビ出演し、
雑誌、新聞への寄稿、講演を行うなど多方面で活躍中。わかりやすく歯切れのよい医学解説が好評を博す。
そこで、池谷先生考案の「臓器別ダイエット」と「糖質オフダイエット」について、整理してまとめてみました。
Contents
池谷先生考案の臓器別ダイエットとは?
臓器の仕組みを利用した最新ダイエット方法とは、痩せるための方程式です。
その方程式は次の4つからなります。
胃→食欲をコントロールする臓器
胃には食欲を抑えるホルモンと食欲を増進させる正反対のホルモンがあります。
それがレプチンとコルチゾールと言われるホルモンです。
この2つをうまくコントロールするには、よく噛んでよく眠ることです。
脳→リバウンドのスイッチ
リバウンドしないためには、脳のリバウンドスイッチを入れさせないことです。
そのためには、短期間で無理やり体重を落とす極端なダイエットは避けることです。
このことにより、脳に飢餓状態でないことをわからせることができるのです。
腸→お腹をへこませる
お腹をへこませるためには、クビレ筋(腸腰筋)を鍛えることです。
私のオススメは「お尻歩き」です。
胆のう→脂肪燃焼の秘密兵器
胆のうに蓄えられている胆汁酸は脂肪燃焼の秘密兵器です。
胆汁酸の脂肪燃焼効果を高めるためには、古い胆汁酸を排出して、新しい胆汁酸を補充する必要があります。
そのためには、水溶性食物繊維(らっきょうのスムージーなど)を食べるのが一番です。
間違った糖質抜きダイエットとは?
糖質を控えると痩せるということで、糖質の多いご飯や麺類を減らす人は多いです。
でも、糖質抜きダイエットにおいては、糖質を減らした分だけエネルギー量として、タンパク質や脂質を十分補給しないといけません。
ところが、タンパク質や脂質を十分補給しないまま過度のダイエットをすると・・・・。
これがとんでもないことになるのです。
糖質を控えると、不足するエネルギーは筋肉から消費されます。
しかも、糖質抜きダイエットで、筋トレを全くしなかったら、筋肉は急速に衰え、衰えた筋肉は脂肪に変わっていきます。
ここに糖質抜きダイエットの危険性が潜んでいるのです。
サルコペニア肥満とは?
サルコとはギリシャ語で「筋肉」、ペニアは「減少」を意味します。
サルコペニア肥満とは、筋肉が少なくなり全身が脂肪だらけになってしまう新型の肥満です。
この肥満は体の中で進行するため、見た目や体重に変化がないので気づかない場合が多いです。
もし、あなたが「片足立ちで靴下を履くことができない」なら、サルコペニア肥満の可能性があります。
40歳以上の4人に1人が、サルコペニア肥満者または予備軍と言われています。
特に筋肉量の少ない女性ほどなりやすいので注意が必要です。
サルコペニア肥満になってしまうと、糖尿病になるリスクは19倍、高血圧になるリスクは2.3倍、当然ながら筋肉が衰えていきますので、転倒、骨折、寝たきりになる危険性が飛躍的に高まります。
さらに、内蔵脂肪が増えるとエイリャン脂肪が襲いかかる危険性が・・・。
エイリャン脂肪(新型脂肪)とは?
エイリャン脂肪(新型脂肪)とは、心臓につく脂肪のことです。
心臓につく脂肪の厚さが、6mm以上になると、脂肪から心臓の冠動脈に伸びた毛細血管を通して「毒素」を出すようになるのです。
池谷先生の脂肪を燃やすマル秘「食事」、「筋トレ」、「入浴」

出典:厚生労働省
内蔵脂肪を落とせば、「最強のホルモン」が出てヤセ体質になります。
そのホルモンとはアディポネクチンです。
アディポネクチンは、内臓脂肪の元である中性脂肪を燃やしてくれるんです。
そこで池谷先生の脂肪を燃やす1日の生活を見ていきます。
池谷先生のマル秘「食事」とは?
最大のポイントは、朝ジュースに亜麻仁油、お昼に冷蔵庫で冷やしたおにぎりです。
亜麻仁油はオメガ3脂肪酸がたっぷりと含まれ、脂肪の燃焼を促してくれるのです。
また冷やしたお握り(炭水化物)は、消化されにくいデンプン(レジスタンスターチ)に変わるのです。
池谷先生のマル秘「筋トレ」とは?
池谷先生がやっている「楽に痩せる筋トレ」は、誰でもカンタン、気軽にできるものです。
1.浅く椅子に座る。
2.両足を上げる。
3.足首を曲げたり伸ばしたりを行う。
池谷先生の「入浴」とは?
お風呂は脂肪が燃えやすいです。
その効果は、驚くことに、30分の入浴で2kジョギングしたのと同じ効果が期待できるとか・・・。
ダイエットに最適の入浴時間は夕食後です。
1.お風呂の前にコーヒーを飲む。
2.グレープフルーツの皮を湯船に入れる。
コーヒーのカフェインとグレープフルーツの香り成分が、交感神経を高めるので、脂肪燃焼がアップするのです。
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