「苦み」は脂肪を分解する力がある!

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苦みは脂肪まで分解する

脂肪を分解・吸収するのは胆汁の働きです。

胆汁が正常に働いていると、脂肪がきちんと分解されるので、栄養として体に脂肪が吸収されます。

胆汁を作る肝臓は体内で最大の内臓で、代謝、排出、解毒、恒常性の維持などの500種類以上の働きがあり、重要な役割を担っています。

 

そしてこの胆汁の分泌を促進させるのが、「苦味」です。

苦さが刺激となって、肝臓から胆汁がよく分泌されるようになるのです。

肥満の人は、やせた人に比べて胆汁の量が少ないのです。それで、「余分な脂肪」が体に溜まるのです。胆汁の分泌を苦みで改善すれば、脂肪が分解され、代謝が大幅に回復します。ダイエットをする人は余分な脂肪を溜めないように、胆汁の働きを回復させることも大切なのです。

糖質制限食だけが万能なダイエット法ではないのです。

 歯科医師の宮本日出さんは、レモン水でうがいすることで本来の味覚を取戻したといいます。そして、理想の体型になったと言います。

宮本日出(みやもと・ひずる)

 

歯科医師、口腔外科評論家。1990年愛知学院大学歯学部卒業後、アデレード大学(歯科博士〔Ph.D〕取得)、明海大学で口腔外科最先端医療の臨床的、基礎的研究に従事し、アメリカ、イギリス、オランダ、ドイツ、オーストラリア、日本で160編を超える医学論文を発表。2000年には第13回日本顎関節学会学術大会で優秀賞を受賞。2007年幸町歯科口腔外科医院(埼玉県志木市)を開業。現在は「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ)、「AWAKE」(bayfm)などのTV・ラジオ出演をはじめ、Yahoo!ニュース、ダイヤモンド・オンライン、PRESIDENT Online、歯科医療最大級のwebサイト「WHITE CROSS」などのウェブメディア、患者さんと歯科医院をつなぐ治療説明用マガジン「nico」(クインテッセンス出版)などで情報を発信し、話題の歯科医師として幅広く活躍中。