蒸し暑いこの季節、夏バテになっていませんか?

蒸し暑いこの季節、何もしなくても暑さで体力が奪われ、ぐったりしたり、寝不足になったり、体調がすぐれないことが多いです。
これらは体力や免疫力の低下、食欲不振などを引き起こし、感染症にもかかりやすくなります。
これが一般的に夏バテと言われる症状です。
そもそも夏バテは、自律神経の乱れによって起こります。
日本のジメジメと蒸し暑い気候や、冷房によって室内外の温度差が7度以上になると、体温調整をしている自律神経が疲弊し乱れてきます。
自律神経は、体温調整や呼吸、心拍、消化活動などを自動でコントロールしてくれる神経です。
最近の研究では、免疫細胞である白血球の数や働きの強さも自律神経によってコントロールされていることがわかっています。
つまり、夏バテによって自律神経が乱れると、病原体が侵入してきたときに免疫力を最大限に発揮できなくなります。
そのため、ただの夏風邪だと思っても症状が悪化することがあります。
暑い夏だからこそ、病気にならないように自律神経のメンテナンスが必要です。
Contents
最強免疫をつくるハーブ&食材ベスト5とは
免疫とは、体内に侵入した病原菌やウイルスなどの異物を攻撃し排除するため、もともと体に備わっている機能です。
この免疫には次の2種類があります。
自然免疫;
生まれつき体に備わっている防御機能
獲得免疫;
自然免疫では排除できない異物を排除する機能
そこで本日は、自律神経を整えて夏バテや病気にも勝てる最強免疫をつくるハーブ&食材ベスト5をご紹介します。
まずは、体温調整の頑張りすぎから交感神経が優位になりすぎて自律神経のバランスが乱れている方におすすめのハーブです。
1️⃣ パッションフラワー
イギリスやドイツ、フランスでは医薬品としても使われているハーブで、神経系を鎮めリラックスさせる効果があります。不眠、いらいら、ヒステリーなどの症状を緩和し、ビタミンCが豊富で免疫力を高め、美しい肌を保つ効果もあります。作用が穏やかで子どもや高齢者も安心して使用できます。ハーブティーがおすすめです。
2️⃣ リンデン
神経を落ち着かせて、心と体をリラックスさせる効果があります。咽頭炎や気管支炎などの症状を緩和する抗炎症作用や、咳や風邪の症状を和らげる効果もあります。ハーブティーにすると上品で甘い香りが楽しめます。
3️⃣ レモンバーム
柑橘系の香りは気分をリフレッシュさせます。精神の高ぶりを鎮める作用があり、神経の緊張からくる不安や不眠、パニック、ヒステリーを抑える効果が期待できます。神経性胃炎や食欲不振など、神経からくる消化器系の機能改善にも有効です。
次に、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないことで体がだるくやる気が出ない方におすすめの最強食材です。
4️⃣ ショウガ
生姜に含まれるジンゲロールという辛み成分が、血行を促進し、体を温めて、交感神経を活性化させます。朝のコーヒーや紅茶にショウガをプラスするのもおすすめです。消化を助け、インフルエンザや風邪の症状を改善する効果があります。強力な抗酸化作用と抗炎症作用があり、関節痛や生理痛を改善する効果も期待できます。
5️⃣ ニンニク
ニンニクにはトリプトファンが豊富に含まれ、脳内で幸せホルモンのセロトニンを増やして自律神経の乱れを整えてくれます。また、アリシンという成分がビタミンB1の吸収を手助けし、疲労回復や滋養強壮効果が期待できます。アリシンは免疫力の向上やがんの予防効果もあるといわれています。
暑い夏に乱れがちな自律神経を整えて、ぜひ元気にお過ごしくださいね!
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今日の言霊
MAFORAMA参照
気を許す友人とお茶をする、読書しながらゆったりとリラックスしている時などはオキシトシンやセロトニンなどが作用して、副交感神経が活性化します。暑い夏は安静が一番です。by塩じぃ