肌荒れや口臭の原因の一つがオナラ!
腐った卵のような臭いがオナラからしていないだろうか。もしそうなら、それは肌荒れや口臭のサインかもしれない。

オナラの99%以上は窒素・二酸化炭素・水素・メタンといった無臭ガスで構成されており、本来は臭いものではない。1日平均14回、多い人では25回ほど出るとされており、量にすると1日あたり600〜700mlにもなる。回数や量が増えること自体は腸内細菌が活発に働いているサインであり、健康上の問題はない。
では、オナラの原因となる臭いは何から生まれるのか。答えは全体の1%にも満たない「硫化水素」です。

温泉地で嗅ぐような腐卵臭を持つこのガスは、腸内の悪玉菌がタンパク質から硫黄を切り出すことで発生する。本来タンパク質は小腸で吸収されるが、消化しきれなかった分が大腸へ流れ込み、そこで硫化水素に変換されてしまいます。
実際に、健康な男性5人を対象とした研究では、1日600グラム(ステーキ約3枚分)まで肉の量を段階的に増やしたところ、大腸内で作られる硫化物の量も比例して増加することが確認されています。さらに大腸では硫化物だけでなく、アンモニアやフェノールといった有害物質も生成され、それらが血液を通じて全身へ運ばれることで、肌の炎症や口臭として体外に排出されます。
こうしたオナラの原因を踏まえると、対策は3つに絞られます。

1.タンパク質の摂取量を見直すこと
厚生労働省が推奨する1日の摂取量は男性65g・女性50gが目安となります。肉や魚に多く含まれるため、一食あたりの量を意識するだけで大腸への負担を減らせます。
2.よく噛んで食べること
加齢とともに胃酸の分泌量は低下するため、しっかり咀嚼することで消化酵素の働きを補い、小腸でのタンパク質吸収率を高められます。
3.発酵しやすい糖質と一緒にタンパク質を摂ること
腸内細菌は糖質を優先して分解するため、硫化水素の発生を抑制できます。レジスタントスターチでは89%、フラクトオリゴ糖では82%も硫化水素の産生を抑えたというデータがあり、冷やしたご飯・さつまいも・玉ねぎ・ごぼう・バナナなどが有効な食材として挙げられます。
「たかがオナラ」と放置せず、肌や口臭への影響が出る前に、日常の食習慣を少し見直してみてほしいです。
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オナラの原因は全体の1%にも満たない「硫化水素」だ。本来タンパク質は小腸で吸収されるが、消化しきれなかった分が大腸へ、そこで硫化水素に変換されてしまう。by塩じぃ



