レジスタントスターチで炭水化物の吸収を抑えると痩せる!

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レジスタントスターチの驚くべき働き

レジスタントスターチの働きとしては下記のようなものがあります。

①血糖値を緩やかにする。

②低カロリーになる。

③空腹感を覚えない。

④便秘解消になる。

⑤AGEを防ぐ働き

⑥腸を元気にする。

以上のようなことからダイエットやアンチエイジングには最適なのです。

 

血糖値が緩やかになる!

出典:セルフメディケーション

出典:セルフメディケーション

レジスタントスターチには血糖値を下げる効果があります。

さらにその効果は、冷やすことにより高まります。

 

同じ量、同じカロリーの冷たいご飯と温かいご飯の場合、温かいご飯はほとんど小腸で吸収されるので、血糖値は急上昇します。

ところが、レジスタントスターチが増えた冷たいご飯は、小腸で吸収されにくいので摂取カロリーが抑えられ、血糖値は緩やかになります。

 

ラクにダイエット!

綺麗なくびれ

レジスタントスターチは①低カロリーで、②空腹感を覚えず、③便秘になりにくいです。

それで、冷やした炭水化物やレジスタントスターチを多く含む食品を積極的に摂ると、ラクにダイエットできるのです。

 

でんぷん1g当たりのcalは通常4kcalとみなされていますが、でんぷんを冷やすとその半分になるとされています。

また、腸内を時間をかけて吸収されますので、空腹感を覚えないといいます。

便秘解消に効果大

上の図は、岐阜大学でラットを使って、「餌を食べたときの糞の量」を調べたものです。

この実験結果によると、レジスタントスターチを含む餌を食べたラットは、食物繊維なしの約3倍、不溶性食物繊維ありの約2倍の糞の量になっています。

このように、レジスタントスターチはダイエットの天敵ー便秘にも効果があります。

パン食でもダイエットできる?

残念ながら、パン食はダイエットには向いていません。何故、パン食がダイエットに向いていないのかといいますと、小麦粉などの消化しきれなかった食べ物は、ドロドロのヘドロのような状態のまま腸内の壁にこびりつき、ほかの栄養の吸收を阻害するともいわれています。

また、ヘドロが腐敗して毒素を発生させると、炎症や酸化、老化の原因にもなります。

小麦粉は美容とダイエットの大敵なのです。だからと言って、無理な小麦抜きをすると、かえってストレスが溜まってしまいます。解決方法は下記の記事をご覧ください。

ダイエットパン

朝食にパンを食べたらいけない!それでも食べたい時は?

 

アンチエイジングにも!

レジスタントスターチは、肌トラブル、老け顔、老化、早死の原因になるAGE(糖化)を防ぐ働きがあります。

老け顔

酸化以上に恐いAGE化(糖化)は防げる、減らせる!

 

酪酸のアンチエイジング効果

出典:sangyo.jp

また、小腸で吸収されず大腸内で腸内細菌のエサとなるので、「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」といった成分に分解されます。

酪酸は「腸の細胞エネルギー源となり腸が元気になること」(大妻女子大学家政学部青江誠一郎教授)。

腸内の細胞や粘膜を再生(ターンオーバー)・修復したり、また炎症を抑えたりして、大腸の健康を支えています。

 

それで、腸内で酪酸を生み出すレジスタントスターチを摂るとアンチエイジングにもなるのです。