サプリメントの過剰摂取は逆に健康を害する!
現代社会では、健康を維持するためにサプリメントが広く利用されています。
しかし、サプリメントの過剰摂取は逆に健康を害する可能性があります。
健康を維持するためには、バランスの取れた食事が不可欠です。
三大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質に加え、ビタミンやミネラルなどの微量栄養素も重要です。
これらの栄養素が不足すると、体調不良や病気のリスクが高まります。
2019年に「Annals of Internal Medicine」という雑誌に報告された研究では、ビタミンやミネラルの摂取と長寿との関係が調査されました。
この研究はアメリカの20歳以上の人々を対象に行われ、栄養素の摂取が死亡率の低下に関連していることが示されました。
特に、食事から摂取した栄養素が重要であることがわかりました。
マグネシウムやビタミンKの摂取は死亡率の低下に寄与しますが、この効果は食事から摂取した場合にのみ見られ、サプリメントからの摂取では同じ効果が得られないことが判明しました。
これは、ジャンクフードを食べながらサプリメントを摂取しても、健康効果が期待できないことを示しています。