毎日の飲酒がガンだけでなく腸内環境の悪化を招く!

毎日少量のお酒を飲み続けることは、一度に大量摂取するよりもがんや死亡リスクが高まるとされています。アルコールはたばこなどの毒性物質を組織へ浸透しやすくし、口腔・食道がんのリスクを飛躍的に上昇させます。重要なのはアルコールの種類ではなく、摂取量です。


最近の研究では、アルコールが腸内環境の乱れを引き起こすことが明らかになっています。飲酒によって善玉菌が減少し悪玉菌が増加すると、腸壁に隙間が生じる「リーキーガット」が起こります。この状態になると毒素が血液中へ流れ込みやすくなり、免疫力の低下や慢性炎症を招きます。慢性炎症は肝臓だけでなく、大腸がんや乳がんのリスクも押し上げるため、飲酒はがんリスクと免疫力の両面に悪影響を与えます。アメリカがん学会の最新ガイドラインが「がん予防にはお酒を全く飲まないことが理想」と明記しているのも、こうした背景があるからです。

出典;www.newotani-kenpo.or.jp

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では、なぜ飲酒量は自然と増えていくのでしょうか。お酒を飲むと脳の報酬系が刺激され、ドーパミンが分泌されます。甘いものや快楽と同じメカニズムで「また欲しい」という欲求が生まれ、毎日飲み続けるうちに無意識のうちに飲酒への衝動が抑えられなくなります。だからこそ、週に数日でも飲まない日をつくることが重要です。


アルコールが体内で分解される際には、発がん物質であるアセトアルデヒドと大量の活性酸素が生成されます。活性酸素は「錆びた脂肪」とも呼ばれる過酸化脂質を生み出し、肝臓や膵臓など代謝を担う臓器にダメージを与えながら、全身の細胞を酸化させます。飲まない日を設けることは、傷ついたDNAを修復し、乱れた腸内環境を整え、脳の報酬系への過剰な刺激を抑えるためにも欠かせない回復期間となります。

さらに、アルコールは体内で重要な役割を担う葉酸の吸収と代謝を阻害します。葉酸は正常なDNA合成に不可欠な栄養素ですが、飲酒によって不足するとDNA合成が不安定になり、遺伝子変異のリスクが高まります。特に大腸がんと乳がんにおいて、葉酸代謝の阻害は深刻なリスク要因として認識されています。

今すぐ完全にやめることが難しいと感じるなら、まず飲む量を今までの半分にする、週2〜3日は飲まない日をつくるといった小さな一歩から始めてみてください。マインドをうまくコントロールしながら無理のない範囲で調整し、アルコールとの付き合い方を見直すことが、長期的な健康を守る第一歩になります。

 

 

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がん細胞は通常の細胞と比べて、はるかに多くの糖を取り込んでエネルギーに変える性質を持っている。血糖値が高い状態が続けば続くほど、がん細胞にとって都合のいい環境が体内に整ってしまう。by塩じぃ