糖尿病の人でも安心!砂糖に代わる健康的な甘味料があった!

砂糖の摂りすぎが体に良くないことは、多くの人にとって常識です。

しかし、甘いものが好きでやめられない、料理は甘めの味付けが好きという方も多いでしょう。

甘いものは脳と体、心にとって重要な栄養源であり、元気や幸福感をもたらしますが、糖質依存に陥りやすいのも事実です。

 

糖を摂取すると、脳内で快楽物質のドーパミンが放出され、これが元気ややる気の源となります。

しかし、繰り返し糖を摂ると脳が順応し、さらに多くの糖を欲しがるようになります。

これが砂糖の過剰摂取につながり、肥満や糖尿病、うつ病、アルツハイマー、動脈硬化、腎臓病、肝障害、骨粗鬆症などの病気を引き起こします。

 

では、甘味のない生活を続けなければいけないのでしょうか?

そんなことはありません。

砂糖よりも健康的で、糖尿病や腎臓の働きを改善する甘味料が存在します。
それが「ステビア」です。

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ステビアの安全性について

出典;health2sync.com

ステビアはノーカロリーの天然甘味料で、「ステビオサイド」という甘味成分を含みます。

抗菌作用や抗酸化作用、免疫調整作用があり、アレルギー症状を抑える働きもあります。

精製されたステビアは白砂糖の200倍以上の甘さがあるにもかかわらず、血糖値を上昇させません。

 

多くの研究がステビアの安全性を確認しています。

2018年と2020年の研究では、肥満の有無に関わらず、ステビア摂取後に血糖値やインスリン値が上がらないことが確認されました。

2021年の研究では、糖尿病患者のインスリン分泌を改善し、多発性嚢胞腎の回復を促す効果があることがわかりました。

また、2009年の研究では、1日20mgのステビアを1カ月間摂取することで、総コレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪を減少させ、HDLコレステロールを改善する効果が確認されました。

 

ステビアはがんリスクを高める

出典;health2sync.com

ステビアにはがんリスクを高めるという疑惑もありますが、現時点の研究ではその証拠は見つかっていません。

むしろ、ステビアの抗酸化作用抗炎症作用が健康に役立つことが示唆されています。

 

ただし、ステビア製品にはデキストロースやマルトデキストリン、エリスリトールなどの添加物が含まれている場合があります。

購入の際は、食品表示ラベルをよく読み、余分なものが入っていない商品を選びましょう。

オーガニックや信頼できるブランドのものを選ぶことをおすすめします。

ステビアはキク科に属しており、ブタクサやヨモギにアレルギーがある方は注意が必要です。また、長期間大量に摂取するとドーパミン抵抗性が生じる可能性があります。健康メリットが多いステビアですが、適量を守って賢く取り入れ、ストレスのない豊かな食生活を送りましょう。