血圧を下げるには本当に降圧剤がいいのか?

70歳を超えた方の2人に1人は降圧剤の服用者だといいます。
血圧が高くて病院に行くと、必ずといっていいほど降圧剤が処方されます。
でも、降圧剤には副作用があるから、注意が必要です。
降圧剤を飲んで耳鳴り・難聴、頭痛、目のかすみ、腎機能等の症状が出ることもあるのです。さらには、脳梗塞やうつ症状や認知症の危険もあるのです。ご存じでしたか?
血圧を下げるのに大切なことは、まず生活習慣を見直すことです。
具体的には、減塩や適度な運動、ストレスの解消、食事の改善などが考えられます。
でもここでは、降圧剤の問題点に絞って取り上げます。
そして最後に、私の経験から言っても、是非勧めたい対応策を提案します。
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降圧剤は本当に必要なのか

出典:adptnld.co.jp
30代~高齢者の降圧剤を服用している方で、血圧を正常値へコントロール出来ている方は、ほんの12%だというデータもあります。
本当にそこまで降圧剤は必要なのか?
長年薬害問題に携わっておられる「のんではいけない薬」の著者浜六郎さんが、降圧剤について語っておられます。
動画を見てみてください。
浜六郎医師
1969年大阪大学医学部卒業。医師(内科・疫学)。医薬ビジランスセンター(JIP)代表。77年から97年まで阪南中央病院内科勤務。1986年TIP(「正しい医療と薬の情報」)創刊。副編集長。長年にわたり、医薬品の安全で適正な使用のための研究と情報活動に取り組む。医療事故裁判の鑑定などにも関わる。著書『薬害はなぜなくならないか』(日本評論社)の刊行を機に医薬ビジランスセンターを設立。
特に利尿剤は問題
降圧剤の中でも、特に飲んではいけないのが利尿剤です。
利尿剤は尿量を増やし、血液量を減らすことで血液の抵抗性を落とし、血圧を下げます。
その結果、生じるのが、脱水による血液粘性の高まりです。
ドロドロの血液は、血圧を上げないと流れません。
その血圧を上げるのが、ストレスの影響を受けやすい交感神経です。・・・
利尿剤はとくに腎機能に影響を及ぼし、透析患者が増えているのは、つきつめれば、利尿剤の乱用にあるとも言えます。
それじゃどうするのが一番いいのかというと、体を温めればいいのです。
そうすれば、腎機能は回復し、血圧も下がるのです。