血圧が下がらない時こそやるべきアーシング!

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思いもよらなかった高血圧の事例

腫瘍「褐色細胞腫」

引用:京都医療センター

高血圧には、思いもよらない謎の高血圧がいろいろあります。

だから、アーシングすれば副作用もなく安心です。

しかも、アーシングは先に述べたように病気の根本原因に働きかけるから、降圧剤を飲むよりずっといいのです。

 

次は副腎にできた腫瘍が原因の高血圧の事例です。

その高血圧の根本原因を突き止めた名医は成瀬光栄(みつひで)先生です。

成瀬先生は、今までにおよそ2万人もの患者を救ってきた高血圧治療のエキスパートです。

成瀬光栄

出典;www.takedahp.or.jp

◆国立病院機構 京都医療センター 内分泌代謝高血圧研究部部長

◆診療方針:内分泌センターでの診療を通じて内分泌疾患、高血圧疾患、特に副腎疾患の診療水準と患者QOLの向上に尽力したいと考えています。

 

主婦、町田佳子さん(55歳)の場合

副腎にできた腫瘍「褐色細胞腫」

出典:www.nagasaki-clinic.com

家のローンのためパートで働き家計を助けていた主婦、町田佳子さん(55歳)は、今から3年前の朝、自宅で突然の激しい動悸を覚えました。

5分ほど経つと動悸は嘘のように治まったものの、今度は職場でも激しい動悸と頭が締め付けられるような頭痛に襲われた町田さん。

近所のクリニックを受診した結果、下された診断は「高血圧」でした。

高血圧は塩分の多い食事や運動不足などの生活習慣が原因と考えられているため、町田さんは醤油の減塩のものに変えるなどの改善に努めましたが、血圧は一向に下がらないばかりか、動悸と頭痛、さらには全身の発汗などにも襲われるようになりました。

ついには降圧剤を処方され、ようやく血圧が少し下がった町田さん。

だが、やはり仕事中には激しい動悸と頭痛に襲われ、動悸はいつ襲ってくるかわからない正体不明の発作と化していったのです。

そんなある日、夫にマッサージして貰っている最中に血圧を計ったところ、かつてないほど異常な高血圧になっていることがわかりました。

そこで町田さんが医師の紹介で訪れたのが、国立病院機構京都医療センターの成瀬光栄先生のもとだったのです。

町田さんの問診を終えた成瀬先生は、①町田さんの血圧が上がり始めたのがここ数年であること。そして②一見つながりのない症状が起きるタイミングに注目しました。

さらに町田さんに入院してもらって、1日の尿をすべてチェックした結果、ついに彼女を悩ませていた病の正体を突き止めたのです。

 

その町田さんを長年苦しめた病の正体は、副腎にできた腫瘍「褐色細胞腫」だったのです。

副腎にできた腫瘍が原因で、ホルモンが増え、それが原因で血管の収縮が引き起こされ、血圧が上がっていたのです。

 

いくら減塩をしても降圧剤を飲んでも血圧が下がらないはずです。

町田さんが原因がはっきりして、手術で腫瘍を摘出したところ、町田さんの高血圧はウソのように正常に戻ったのです。