梅雨の時期に起こる関節のズキズキした痛みの正体とは?!

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リウマチ患者に対する研究では

出典;www.google.co.jp

リウマチ患者に対する研究では、低気圧が接近すると関節の痛みや腫れが悪化することが明らかにされています。

この研究は、天気痛や天気コリが迷信ではなく、実際に科学的根拠に基づいた現象であることを裏付けています。

 

産経新聞によると、「京都大付属病院の橋本求・特定助教らは、リウマチ患者の臨床データと気象庁の天候情報を分析し、気圧が低いほど関節の痛みや腫れが悪化するとの相関関係を明らかにした」ということです。

リウマチ患者約2千人のデータと、気象庁が公開している天候情報を分析した結果、気圧が低くなるほど痛みや腫れの悪化を訴える患者が多く、3日前の天気が最も影響。

湿度も若干関係するが、気温との相関はなかった。気温は無関係だった。

このことを統計学的に実証したのは世界初で、米オンライン科学誌プロスワンに掲載されました。

これまで「天気が悪くなると関節リウマチの症状が悪化する」「痛みなどがひどくなってきたので天気が崩れる」と医師や患者の間で感覚的に語られていましたが、証明するのは難しかったということです。

橋本特定助教は「なぜ関係があるのか仕組みまでは分からないが、医療現場で感覚的に言われていたことは確かだった」と話しています。

橋本求

出典;www.racenter.kuhp.kyoto-u.ac.jp

近年、リウマチ性疾患の治療は大変に進歩しました。しかし、それはまだ「治癒」ではありません。臨床面では、現在ある最善の治療を提供できるように、研究面では「治癒」を目指して努力していきます。「有法子」これは、郷里の松山で95歳まで開業医を続け亡くなった私の祖父の診察室に掲げてあった言葉です。「どんなに困難であっても、方法はきっとある、必ずある」そう信じて、日々の診療や研究にあたっています。