塩の摂り過ぎ=”高血圧”・”体に悪い”は本当?

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長野県民の長生きの秘訣

野菜の栄養成分

塩分以外で長野県の長寿の秘訣を探ってみました。

すると、野菜の摂取量に行き当たります。

2位の島根を20~40g引き離してダントツの全国1位なのです。

野菜には塩分を体から排出するカリウムが大量に含まれており、たくさん食べることで健康が維持されているのでしょう(厚労省関係者)

 

この恩恵を長野県民にもたらしているいるのは、野菜だけではありません。

長野を代表する名産品、寒天にもカリウムが豊富に含まれています。(管理栄養士の堀佐知子氏)

 

信州味噌や野沢菜漬は血圧を下げる

信州味噌

 

さらに、長野県民の長生きの主たる理由に、信州味噌の存在があります。

信州味噌にはメラノイジンという物質が多量に含まれていて、強力な抗酸化作用があり、がんを予防してくれます。

保存食である野沢菜漬けも、時間が経過すると発酵するので、同じ効果が発揮されます。

 

信州味噌や野沢菜漬けは、塩分過多となるマイナスはありますが、それは先に述べたカリウムで解決されているのです。

味噌の塩分の謎

出典:www.nhk.or.jp

また、味噌には上のグラフからもわかるように、血圧を上げない成分が含まれているようです。